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「売れる」とは、救うことだ。

皆さん、こんにちは。中村です。

今日はいつも思っていること。
いつも私のビジネスの中心においていること。
そしていつ何時も頭から離さずにいる基本思想。
それについて書いていこうと思います。
貴重な時間をありがとうございます。
どうぞお付き合いください。


起業家の最初の欲求

起業してビジネスを始めたとき、誰もが
「売れるようになりたい」と思うでしょう。
ビジネスとは営利を目的とした活動であり、
会社員などのように給与が保障されていない新米起業家は特に
「早く経済的に自立したい」と思うのは当然です。

人間の欲求はまず「生きていく」上での欲求が優先されます。
暮らす場所。食べ物飲み物。生活用品。それが優先です。
それすら無い人が「外車に乗りたい」とは思わないのです。

それを”起業”に置き換えると、
当然ながら「まず売上0からの脱却」が優先で、
その次に「生活していけるレベルの収入」が必要になっていくわけです。

だからまず「売れる」ということを優先に考えます。
「売れる」という状態を作れなければ「生活していく」ベースが崩れるからです。生きてくために「なんとか売らなきゃ」となるわけです。

そうしてスタートすると「売れる」という”結果”が自分にとって最も重要なことになっていきます。目的が「売れること」になっていくのです。
そしてそれが 「売れなくなる」大きな要因になっていってしまうのです。


ビジネスの目的は?

「売れる」というのは、
「誰かがそれを買ってくれた」ことによる結果です。
つまり、誰かが買ってくれたから「売れた」。まあ当たり前の話しをしていますが、そこで重要なことは「その人が買ってくれなかったら何も起きていない」ということです。

「買ってくれた人がいるから、売れるという結果が出た」。
それが事実現象です。つまりそれは、買ってくれた人のその「買ってくれた理由」が重要だということを意味します。

「なぜその人はそれを買ってくれたのか」
「売る」というのは自分たちの行動だけど、
「買う」というのは他人(お客)の行動。
つまり、その人は「何がしたくてそれを買ったのか」という理由を戦略的に把握する。
それができないと、自分のビジネスの価値を知らないままに「売るための活動」をすることになってしまう。

ビジネスの目的が「売れること」であってはだめなのです。
ビジネスの目的は「人の問題・課題を解決すること」でなければならない。
そしてそれを自分の商品で成すことができる証明が「売れるという結果」なのです。

誰かを救えるから売れる。

私は常に「売れる」ということは、それを買ってくれた人を「救う」ことだと思ってやってきました。
もしあなたの商品が「快適さ」を提供するものなら、
「売れる」=「より良い時間を届ける」ことなのかもしれないけど、
多くの問題・課題を解決する商品やコンテンツであれば、
あなたのその商品で、その人を「救う」という役割と責任があると思うのです。そのことそのものに人はお金を支払うのだと思うのです。

仕事をしてお金をもらう。そのことに恐縮してしまう人もいます。
特に起業ビギナーは嬉しい反面、儲け主義だと思われたくない心理も働くでしょう。特にお金については強く言えなかったり、言いすぎたり、いろいろ難しいと感じる起業家が多いと聞きます。

だから私は「売れる」とは「その人を救うこと」だと思って、商品を開発するし、ブランディングをするのです。
だから私は「売れる」とは「その人を救うこと」だと思って、ビジネスを考え戦略化しているのです。

そう思うことで、売る側の私たちにも責任が生まれると思うのです。
「本当にあなたの悩みを解決します」という本気さが、気持ちが 相手に伝わることで自分以外の人に決断と行動を促すのです。
ただ「売れること」を目的として仕掛けているだけの人との決定的な違い。
それは「買ってくれる人の悩みに敏感」だということ。
そしてそれをど真ん中において、ビジネスを組み立てるというスタイルそのものなのです。

今日は「私の考え」にお付き合いいただく記事になってしまいました。
いつもはできるだけ客観的にロジックとマインドを織り混ぜてお届けしようとしているのですが、今日は私がいつも中心においている思考を記事にしてみました。
この拙い記事が、あなたのあなたの何かの気付きになることを願って。

今日はこのへんで。
またお会いしましょう。

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