見出し画像

ストレスは全てが悪いモノではない

実はストレスには良いモノと悪いモノがあるんです。

全てのストレスが悪いということでは無く、一定の条件下でのストレスが悪いだけなんですよ。逆に言えば世の中には生きていくうえで必要な、ストレスも存在するのでそれは大事にするべきなんですよね。


ストレスは全てが悪いモノではない

例えば人は危機的な状況下でストレスを感じます。

この時に選択肢として戦うか・逃げるかの、どちらかを選ぶことになるでしょう。例えば誰かに文句を言われたとしたら、その時に素直に謝る人もいれば言い返してケンカに発展することもあります。

謝る人は逃げる人でケンカする人は戦う人です。

これはどちらもストレスに通じる行為です。

「闘争・逃走反応」と言われているモノですが、このストレスは時と場合で良いストレスになったり悪いストレスになったりします。例えば逃げる反応をした場合、無力感を感じてそれがストレスになり、大きな問題を抱えることになります。

「自分ではどうしようもない・・・」

と思うと無力感からストレスを抱えるので、そうなると人生の質を下げてしまうんですよ。

こうやって逃げる反応をしてしまうと、チャレンジ精神を無くしパフォーマンスを下げることになります。なので逃走反応から生まれる、無力感のストレスは悪いモノになるんですよね。

もちろん逃げることで得した場合は良いストレスになります。

ブラック企業を辞めて違う会社に就職し、もっと良い職場で働けるようになることもありますから、逃げる行動全てがダメだというわけではありません。あくまで無力感を感じて、モチベーションとパフォーマンスを下げるようなストレスが悪いということです

逆に闘争反応でもストレスに違いが生まれます。

例えば新しいことへのチャレンジなどは良いストレスです。

誰でも新しいことをするのは緊張するし、ドキドキするモノですが積極的に困難なことにトライしている場合は、成長も感じられて良いストレスになると言えます。


戦うことも大事だが時には逃げる

困難な状況に伴って成長や成功を掴めることがあります。

例えば資格試験にトライしてみたりとか、付き合えるかどうかわからないけど告白してみたりとか、新しいことへのチャレンジは新しい発見を生み成長を感じれることがありますから。こういう学びのあるストレスは大事なストレスだと言えるでしょう。

一方で上司に歯向かいクビになって後悔することもあるでしょう。

ケンカになってボコボコにされると損害が大きくなります。

戦うことは時に大事ですが、負けてしまうと痛手を背負います。逃げるが勝ちと言えることも世の中にはあるので、時には逃げる選択肢も必要だと思うんですよね。

なので闘争反応の場合は勝率が高い時だけ有効かなと。

負けると余計なストレスを生んでしまうので、ネガティブな心理に陥ってしまいます。リスクを取ることも大事なことですがリスクを取り過ぎて、大きな損害を被るのは避けたほうが良いことです。なのでその辺りは臨機応変に戦う・逃げるの選択を使い分けるべきだと思うんです。

このようにストレスは時と場合で良い・悪いが変わります。

他にも良いストレスの例として他人との絆が深まるというのがあります。

辛い状況下では助け合いの精神が生まれやすく、震災の時にみんなで助け合ったり、チームが危機的な状況だからこそ一致団結出来たりもするんですよ。こういう時には人間関係が良好になったり、新たな出会いに発展したりしますから、困難な場面で人間関係が深まることもあるんです。


失敗は必要な経験

辛い時に支えてくれた人と結婚したなんて話もよくありますからね。

ストレスは幸せになる1歩になるとも言えるんです。

他にも「失敗のストレス」もありますよね。

失敗は確かに苦しくストレスの元になりますが、同じ失敗を繰り返さなければ、失敗すること自体はそれほど悪いことでは無いんです。

失敗は1つの経験ですから。

その経験の積み重ねが成功を生むわけです。

失敗せずに成功したなんて人間はいないと思います。中にはいるかも知れませんが、成功している人の多くが同時に多くの失敗を経験してそこにたどり着いているはずです。失敗に立ち向かえる人達は、失敗が怖くないわけではないんです。

ただ諦めると余計に不利な状況なるのを知っているから、失敗に向き合うんです。

つまり失敗のままで終わることのデメリットを知っているんです。

だから失敗と向き合いそれを活かそうとするんですよ。

そういう人たちが成功に近づけます。誰でも失敗は怖いモノですが、失敗した時には失敗から逃げるのと、向き合うのはどちらが合理的かを考えて次の行動をとることが大事です。

こうやってストレスを上手く扱えば人生の質が向上するので、前向きにストレスと向き合うことを検討してみてください。



何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。