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59、2020年8月6日(木)第2波きてます

第2波、きてます、きてます。(Mr.マリック風)日々情報が錯そうするので細かいことは書かないが、今日はスペイン北西部のブルゴス県のアランダ・デ・ドゥエロ市でも明日からロックダウンすると発表された。ここはマドリッドやビルバオから避暑で来ている人が多いので、きっとバカンス大移動のせいなのだろう。そして、今アランダ・デ・ドゥエロのバスターミナルではここから逃げようと人がわんさかいるらしい。こうやって感染は広まるの典型的な図式だ。また、カタルーニャ州の隣のアラゴン州での感染者数も急激に増えている。サラゴサの香川君は大丈夫だろうか。

先週土曜日まで2週間の行動規制のあったバルセロナ市周辺もさらに2週間の行動規制が延長された。ただ今回も「ロックダウン」ではなくて「出ないようにしてね」というお願い的な感じで絶対的なものではないが自粛要請が続いている。海がないと生きていけないスペイン人は当然のように海辺のセカンドハウス(別荘)に移動している人も多い。そして家族大集合→集団感染、わかりやすい。ラテン系の人は家族仲良しなのだ。(うっとうしいほど)

日本でもお盆にみな実家に戻るように、スペインでも8月15日の祝日あたりがみな実家に戻ったりするピークである。スペイン人の多くが8月はバカンスを3週間から1か月とる。ただ今年は実家に戻っても村祭りはすべて中止。したがって今年は町に人がいつもよりは残っている気がする。本来ならうちの近所は8月は第2週くらいからお店も全部閉まり、ゴーストタウンみたいになるのだが、今年はまだお店が開いている。潰れていくお店も多い中、休めないということもあるのだろう。

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テレビのニュース映像↑ 20代前半のお兄さんが「毎年このビーチにきているけど、毎年来てるじーちゃんばーちゃんたち、いつも同じ見たことあるメンツばかりだよ!」とインタビューに答えていた。ってか君も毎年来ているのではないか。今年もがまんできなかったのね。どこのビーチか聞き逃してしまったが、どう見ても混んでいる... わたしの周りの海に最近行った人は「例年よりすいてた!」とか言ってる人が多いのだが、ビーチによるのか?

去年の44度までいった殺人的な暑さまではいかないけども、今週のわたしの住む村の予想最高気温は34度くらいで、午後は暑い。ただスペイン南部では40度にもなっているようで、3月の寒い時のロックダウンと40度でのロックダウンは話が違う。しかもスペイン人の家庭はエアコンがない家が多い。

マスクをしないと罰金をとられるので、うちの近所はマスク着用率は100%。ただ暑いから倒れる人が出てきそう。バルセロナ市内のユニクロでも、あのマスクは売っているのかな。


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担当者がきっとバカンスの代替要員なので、あまり信ぴょう性のなさそうな数字だが、書いておく。ドン・シモン氏の今日の記者会見によると、最近の新規感染者の平均年齢は40~43歳。コロナ陽性の疑いがある人の93%にPCR検査をしているらしい。(ほんとか~??)→参照 ちなみにこの記事の一番上のグラフは過去24時間の新規感染者数。→参照

過去1週間で新規に感染した人の数は19.405人で、これは1週間前と比べて45%UP。累計で309,855人。過去1週間で亡くなった方の合計は22人 、累計で28,500人。医療崩壊に備えるために、また全国各地で臨時病院を用意し始めている。がんばれ、スペイン。









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