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現実異世界転生漫画!「漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件」

異世界転生シリーズの漫画ってジャンルが確立されてきましたよね。『転生したらスライムだった件』とかAmazonプライムで観て、そのあまりのチート級の強さに快感を覚えます。

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今日はそんな転生ものの現実バージョンの紹介をしたいなと思います。その名も。

『漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件』

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講談社から発行されている「イブニング」に連載中のこの漫画、1巻が発売されていてKindleで買って読みました。

なぜこの漫画を今日紹介するのかと言うと、実はこの原作のクマガエ氏、高校の同級生なんです。同じサッカー部で、毎日一緒に過ごした友達の作品。読まないわけにはいかないっしょと言うことで読んだら、生活や人生そのものを考えさせられました。

彼は原作、作画はまた他の人で、宮澤ひしを氏が担当しているのですが、我々世代はこの漫画の分業制で思い出すのが「北斗の拳」。その中で、私の友人クマガエ氏は、あの「武論尊」の地位まで上り詰めたことになります。同級生として鼻高々です。

この本は、きっと(いや確実に)彼の実体験を元にした話。

主人公は漫画の元編集者。想像に容易い超がつくほどのハードワークで、毎日、その人生の全てを漫画に捧げて仕事をしている青年。ところが入社以降、その身を捧げていた漫画雑誌が突然廃刊になります。

そこで、燃え尽き症候群のようになってしまった彼が、全くの異世界を求めて辿り着いた農業。そこに至るまでの家族の話、さらにはその移住体験を漫画の世界に逆輸入してしまうという話。

ざっくり言うとそんな感じ。

早期リタイアして、人生の終わりは自然に囲まれて農業。なんて話はよく聞きますが、彼は働き盛りの現役バリバリで脱サラして農業を始めてしまうし、話の中にも出てくる「半農半X(はんのうはんエックス)」という概念で、農業をしながら別の仕事するというハイブリッドな暮らしを叶えてしまったのです。

そんな感じで、この本は、ただの異世界転生のストーリーではなく、現実社会を生きる人たちのこれからの新しい暮らしに対する考え方の教本にもなりうる一冊でした。

昨今、東京にいる必要性を考えさせられている人も多いんじゃないでしょうか?そんな中、新婚早々で新しい世界に飛び込んだ彼の行動は多くの人の背中を押すんではないかと思います。

作品中にも出てきますが、「脱サラとかして田舎に住む人は相当なコミュ力が必要なんじゃないか?お金もめちゃくちゃ必要では?」なんてはじめから諦めている人にも目から鱗の「普通の人でもきるんだよ」感。

なんか目新しい漫画ないかなー。なんて思っている方も是非読んでみてください。

と言うことで今日は、友人の漫画がすごく面白かったので、紹介させていただきました。

『漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件』

私も彼に負けずにがんばらないと!

あっ、本で買うなら中目の栞も一緒にね☆

それではまた。

中目黒土産店/はなちゃん

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