2018年は日本一小さな「私の働き方改革」をします!
2017年の振り返りにあまりにも時間がかかってしまいましたが・・・
2017年のハイライトをまとめると
・ロケット打ち上げイベントのお手伝い。協力隊の任期中に培ったものを総動員!この3年間の集大成的な。
・宇宙の森フェスはしっかり進化!集客も売り上げもアップ!お客様の満足度も高かった(アンケート結果より)
・DIYスキルアップ!空き店舗まるまるDIYで改装するなんて貴重な体験!しかし空き店舗のDIYはもう二度とやりたくない!(想像以上に大変!)
・ふるさと納税は返礼品リニューアルやカタログ制作(しかも同じく協力隊でデザイナーのMさんとのコラボ!)など諸々整備!
・個人のお仕事も増えてきた!他の自治体や企業さんのお仕事。自治体関係の会議への出席依頼もいただけるようになりました。ありがたいです!本当にありがとうございます!
・人に仕事を任せる、ということが少しできるようになった。2名だけど少しお仕事を発注して。進歩!
・将来について悩みに悩んだ。悩んでハゲそうだった。
・札幌や下川、東京などあちこち移動することが多く。多拠点居住は体力と生産性の向上が必要だということがわかった。
・ちょこちょこと移動はしたけれど、基本は大樹町にこもりっぱなしだった。もっと外に出て行けばよかったなあ、反省。。。
2017年の心の動き、葛藤
2016年の後半からずっと囚われていた呪いがありました。
「協力隊の成功は、起業して事業をつくり定住すること」
協力隊1年目の最後に縁あって合同会社カミクマワークスを設立したのですでに起業はしていたけれど、お仕事をいただくために1ヶ月で立ち上げた会社だったので、ちゃんとしたビジョンや事業計画なんてものはなく・・・。
いただいたお仕事は単年のお仕事だったので、これからどうしようか、悩む日々。大樹町で何かちゃんとした事業を立ち上げないと。(ちゃんとした事業ってなんだよ、て感じだけど)
「ゲストハウスでもやろうかな。」
「ふるさと納税の延長でECでもやってみたらどうだろう?」
でも、どれもピンとこない事業ばかり。一度立ち上げたら続けなければいけないけれど、そんなに長く情熱を傾けられるものってあるのかな?そんなモヤモヤをずっと抱え続けて自問自答を繰り返し・・・。
この数年間の間に色々とチャレンジしてみて、やりたいと思っていたことでも、やってみると意外と楽しくないことがある(仲間がいないと自分は何か足りない、情熱が長続きしない)こともわかったので、なおさら臆病になっていました。一人で一生懸命がんばっても楽しさ半減。誰かと一緒に苦労も喜びも共有したい。何をやるかより、誰とやるかが大事・・・。切磋琢磨できる仲間がほしい・・・。
そんな時に、とある会議で悔しくて震えるほどの言葉を投げつけられました。
その時の様子を悔しくて半泣きで夫に愚痴ると
「もう十分がんばったんじゃない?」
と夫。
その一言で、この町でなんとしても稼げる事業を作らないと!続けるために、最高の仲間を見つけないと!という謎の呪縛がすっと和らいだのでした。
それからは、無理に事業をつくることはやめて、いただいたお仕事をちゃんとやろう、目の前のことに集中しようと気持ちを切り替え。
話はそれるけれど、この数年間でのまたひとつの発見が、私はたぶん、いわゆる起業家には向いていないのだろうなというものでした。
基本的に飽き性なので、ずっと何か一つのものに情熱をかけ続けることが難しいのです・・・。起業家でうまくいっている人をみると、いつまでも夢を見続けているようなロマンチストな部分があるけれど、それが自分には決定的に足りない・・・。そのことに気づいたときはさすがに自分にがっかりしたけれどこれはもう、そういうものだと受け入れるしかない!
ずっとワクワクしていたい
無理に事業をつくることをやめると、不思議と面白い仕事のお誘いが舞い込んでくるようになりました。ロケット打ち上げだったり、自治体のマーケティング支援だったり、道内企業の新規事業ブレストだったり、地方創生の会議だったり・・・。
そして、無理に自分を取り繕うことをやめると、どうありたいかがうっすらと見えてきました。
「ずっとワクワクしていたい。最高の仲間と切磋琢磨したい。新しいことにチャレンジしたい。自分をアップデートし続けたい。」
これらのあり方をどうやったら実現できるのかを探り始めました。
新しいことを始めるのは怖い
協力隊になってから定期的に「うちで働けばいいじゃん」と言ってくれる東京の企業さんがありました。とても嬉しいし、そこに飛び込みたい気持ちがあるけれど素直に飛び込む気になれない。なんでだろうと考えていくと一つの気持ちに気づきます。
「自分は通用するのだろうか」
地域に入ってそれなりに色々なことをやってきて、いろんな会議に呼ばれたり、お仕事もいただくようになり、謎のプライドがあったのだと思う。でも私は東京で本当に通用するのだろうか?やってみたら、全然役に立てないんじゃないか。ズタボロになっちゃうんじゃないか・・・
でも、こんなどうしようもないちっさいプライドを守っても、その先に私の進化も成長もないし、ここで逃げてちゃだめだなあ、思い切って飛びこもう!そんな決意をしました。
このまま地域にいても、自分のスキルを切り売りしていくだけになってしまいそうな不安もあったと思います。自分自身をアップデートし続けないと数年先まではなんとかやっていけても、その先がないのではないか、そんな危機感をかんじていたことも、新たな環境に飛びこもうと思った理由のひとつだったと思います。
2018年はこうしたい!
協力隊もあと3月で任期が終了。
そんなこんなで悩みに悩んでいた卒業後の動き方はこんな感じにきめました!
・東京で新しいお仕事をします。広報のお仕事!新たな引き出しを増やすぞー!
・大樹町や北海道のお仕事もできる範囲でやります!カミクマワークスでお受けします。
・東京と北海道の二地域居住をします。私なりの働き方改革です!
もう一度東京で修行をする気持ちで、新たなお仕事に挑戦することを決めました。次は広報の仕事なので、新境地!アートやデザイン、クリエイティブにも強い会社なので、エモーショナルな表現方法や右脳を鍛えられそう。
でも、東京の仕事はするけれど、大樹町や北海道のお仕事もできる範囲で続けたい。ありがたいことに少しずつマーケティングのお仕事も増えてきたところ。地域にマーケティングマインドを伝えることを事業にしたい、それを大樹町に登記したカミクマワークスでやっていけたら。これならたとえ一人でも続けていける事業だと思える。
そんなこんなで、欲張りだけれど、東京で新しい仕事に挑戦してスキルアップすることと、大好きな大樹町や北海道に貢献し続けることの両方を諦めないことを決めました。
なので、東京と北海道を行ったり来たりの二地域居住。2018年は私の二地域居住元年です!
そういえば、地元に帰ってくるときに「理想は北海道と東京の二地域居住だなあ」と思っていたので、着実に理想には近づいている気がする!!!
東京と地方はそれぞれメリットデメリットがあるけれど、行ったり来たりすることでデメリットを補完し合えてよいバランスを保てるのでは?そんな自分なりの新しい働き方の模索というか、自身を実験台にした小さな小さな働き方改革です!
こんな自由なライフスタイルにOKを出してくれた寛容な夫、本当にありがとう。(だいたいこの話をすると、旦那さんはどうするの!?と言われます。そして親にもさんざん怒られました・・・。)
てんやわんやになりそうだけれど、どこまでも自分の「これがやりたい!」に素直に、そして貪欲に、2018年はいきたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?