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トレーニング

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トレーニングについて生理学的、解剖学的に記事にしています。
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#筋肉

運動と筋のパフォーマンス(運動により、活動中の筋の血管拡張と活動していない筋の血管収縮による血液の著しい再配分が始まるが、これは非活動的なクライアントでは心拍出量が約4倍{20~22L/分}、上級アスリートでは8倍{35~40L/分}にまで上昇することに反映される)

運動と筋のパフォーマンス(運動により、活動中の筋の血管拡張と活動していない筋の血管収縮による血液の著しい再配分が始まるが、これは非活動的なクライアントでは心拍出量が約4倍{20~22L/分}、上級アスリートでは8倍{35~40L/分}にまで上昇することに反映される)

レジスタンストレーニングと有酸素運動Lundbergらの研究では、6時間の休息を挟んでレジスタンストレーニングとサイクリングエクササイズを行うと、筋機能は損なわれず、またレジスタンストレーニングを単独で実施した場合よりも筋全体のサイズを増大させました。

しかも、速筋線維(遅筋線維の5~6倍の力を発揮する)の適応が狙いであったにもかかわらず、筋の有酸素性能力も向上しました。

したがって、2つの運

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エラスティックバンド(ゴムバンド)利用の考察(最も大きな力を発揮することが可能な完全伸展時に、最大の抵抗を与えることを狙いとしている)

エラスティックバンド(ゴムバンド)利用の考察(最も大きな力を発揮することが可能な完全伸展時に、最大の抵抗を与えることを狙いとしている)

人が移動運動を行う際の要素歩行、走行、ジャンプなど、人が移動運動を行なう際には、収縮要素(CC)、直列弾性要素(SEC)、並列弾性要素(PEC)の3つの要素が相互に作用して、効率的な運動が生じます。

例えば、CMJの最初の伸張性局面では、CCが活性化し、SECとPECが引き伸ばされ、結果として弾性エネルギーが貯蔵されます。

それに続く短縮性筋活動では、CCで産生される収縮力と合わせて、蓄えられ

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