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【月刊 キャンパスライフジャーナル】 2023年10月号

★ ★  目 次  ★ ★   
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●今月のキャンパスライフ報告
●学校より 「学び直しのドラマ番組」
●学生寮より 「活発な寮生達」
●編集後記
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● 今月のキャンパスライフ報告 ●
 
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 縦に引っ張ると破れやすい紙はどれでしょう(写真の3枚)。
 講義でこんな話があったので,寮に戻って3種類の紙を用意して試してみました。幅が他の半分しかないのに,左の紙がとても強かった。なかなか破れないというか,ちぎれないほど強かったです。
 
 さて,最近はめっきりと寒くなり,服装もフリースやパーカーを羽織るようになりました。
 大学生活が始まって半年が経過し,環境に慣れてきたこの時期は,先生も学生もいろいろとお互い不満が出てきています。お昼休みの先生同士の雑談で「(学生が宿題を)やってこなかった」とか「問いかけているのに無反応」等、学生に対しての愚痴が出てきているようです。今晩は愚痴を聞くのにつきあう(飲みに行く)という教授もいらっしゃいました。学生の方も「講義のスピードが速すぎる」「講義スライドを共通フォルダに入れてくれない」「また単位落としたら,署名活動をする」等,教授・大学に対しての愚痴が聞こえてきます。学生同士のグループワークでも,前学期に何もしなかった学生とまたグループにさせられてうんざりしている学生もいます。
 
 お互いにいろいろ不満があっても,社会勉強だと思って,ちょっと我慢してやっていきましょうということで後期が始まり,早くも一ヶ月が経過しました。
 
 日没が早くなり暗くなった大学の放課後は,学園祭の準備で学生達がワイワイにぎわっています。ダンスの稽古をしていたり,日曜大工のようなことをしていたり,何だか楽しそうで羨ましいです。
 
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● 学校より 「学び直しのドラマ番組」 ●
 
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◆【学び直しのドラマ番組(10月20日】
 
 ある講義の休み時間,教授から「今,学び直しをしている人が主人公になっているドラマやってますよ」と声をかけられました。
 教授はこのドラマがやっていると、私のことを思い出すそうです。私に大学で恋人がいたら,その子はヒロインですね,と話しかけてくださいました。どんなドラマかググってみたところ,広瀬アリス主演の「マイ・セカンド・アオハル」で火曜ドラマのようです。学び直しの大人をテーマにしたドラマが放送されているなんて,私って今時なのかもしれません。昔は終身雇用でしたが,今は昔と違い非正規雇用の労働者が多く,時代の変化に合わせて自分の活躍の場を広げていく柔軟性がある人になると前向きに考えています。とは思っていても,活躍の場を広げることを実際できる人・やる人はほんの一握りの少数だとも思います。仕事辞めて,新しいことを始めるというのはなかなかハードルが高いです。しかし,現代の会社や職場も昔と変わってきていて,学びのために〇年間の休職オーケーという所もあるようです。この大学でも,県庁勤めの女性の方が休職して学びに来ています。男性が育児休暇を取る時代になっているので,学び休暇を取得する人が今後増えるかもしれませんね。
 
◆【お昼休みのカフェ(10月24日】
 
 昼休み,留学生や在日外国人と一緒にランチをしながら英会話しようという催しに初めて参加しました。
 話の話題となった内容が,留学生から見た日本。私が参加したテーブルにはメキシコ人,タンザニア人2名,ケニア人,日本人4名でした。メキシコ人からは,日本人の服の色について意見がありました。メキシコ人も日本人も同じようにカラフルな服を着るけど,明るさはメキシコが明るく,日本は明るくない印象を受けたそうです。服装の色は,面白い視点ですね。確かに,国それぞれに服のカラフルさってあります。イエメンだと黒っぽい色ばかりというのが私のイメージです。
 
 タンザニア人からは,日本での生活7年間で3回お財布を落としたそうですが,3回とも交番に届けられ,無事に財布が戻ってきたことが信じられなかったという話題でした。
 日本人はどういう教育を受けているのか興味深々でした。確かに,お財布が戻ってくるなんて,良い日本人に拾われましたねと思います。外国で財布を落としたら,まず戻ってこないでしょう。私も,今年3月までいた職場の人が,給料1ヶ月分くらい30万円ほどを入った財布を落としたということがありました。その職場の人が,落とし物の届け出をしに警察へ行ったら,財布が交番に届けられていて,無事戻ってきたという結果になりました。お礼をしたいので拾ってくれた人の名前と住所を教えてほしいと警察に聞いたら,個人情報は教えられないと。何とも日本人・日本らしい出来事です。私自身も,スキー場で財布を落としたら,インフォメーションセンターに届けられていて,無事に戻ってきた経験があります。日本,日本人の本当に凄いです。心がリッチな人が多いのでしょう,きっと。
 
 また,留学生や在日外国人から見た日本は,組織的で時間厳守のようです。良い面でもあるし,考え方や捉え方によってはネガティブな感じもありそうです。社会が発展するには時間って大切ですが,時間に緩い文化の国々もそれはそれで魅力があります。おおらかなのは魅力的です。日本でも,私の知人で沖縄の方は,若干時間にルーズで,大らかで良いキャラをしています。日本といっても北は北海道,南は沖縄まで,地域によって人も文化も違います。やはり,発展と幸せのバランスが取れているっていうことが大事かなと思いました。何でもバランスですね。
 
◆【下宿している人は意外に少ない(10月27日)】
 
 ある講義で教授が学生に対しアンケートをしました。
内容は「現在の住まいの最寄り駅はどこですか」というもので,翌週,集計結果が発表されました。大方の学生は,電車やバスで通学し,大学の近くに下宿している人は少ない結果となりました。私は大学近くの学生寮で生活しているので,少数派のようです。休日,近くの駅を歩いていると,知っている学生を見かけたりしますが,確かに地方出身の学生でした。多くの学生や教授は電車通学・通勤で何時に家を出ているのでしょうか。電車の遅延が頻繁にあったりするようで,時間割どおりに大学へ到着するのはなかなか大変そうです。大学の近くに住むことができて,本当に感謝です。
 
 
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● 学生寮より 「活発な寮生達」 ●
 
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◆【活発な寮生達】
 
  外は秋の気配を感じる寒さですが,学生寮内では寮生が上半身裸で廊下を歩いていたり,上半身裸で洗濯をしています。
真夏でないこの時期はさすがに「寒くないのかな」と思ってしまいます。小学校1年生くらいの子は真冬でも半袖半ズボンで「寒くないの?」と聞いても笑顔で「寒くない」って言って熱くなるほど遊んでいますが、彼もきっとそんな活発な男の子なのでしょうか。何だか若いって良いなと思います。
 
 また,学生寮のお風呂では毎回,湯舟に勢いよく飛び込んで,ものすごい音をたてる寮生もいます。広いお風呂って何だか楽しいですが,飛び込み入浴するのは,ちょっとどうなんだろうと思ってしまいます。10月は学生寮が自宅のような感じに変わってくる,環境になれてきた時期なのかもしれません。元気がいいのは良いことですが,滑って怪我をしないように気をつけてほしいですね。
 
 あと,寮の屋上は洗濯物を干すスペースなのですが,たばこを吸う人にとっての喫煙スペースにもなっています。風上でたばこを吸う寮生がいて,たばこの煙が干しているみんなの洗濯物につくだろうが!と思ってしまいます。私も寮での生活が半年経過し,いろいろと小さな愚痴が出てきました。煙の流れを考えて干す場所を探している今日この頃です。
 
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● 編集後記 ●
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 今月10月末は、フランスで開催されているラグビーワールドカップは決勝,南アフリカがニュージーランドを1点差で破って優勝。手に汗にぎる試合でしたが,決勝トーナメントはどの試合も決勝戦のような白熱した試合ばかりでした。ラグビーワールドカップの試合のように,私も熱く生きていきたい,と思うようなエネルギーをもらいました。スポーツ観戦っていいですね。プロ野球はドラフトがあり,うちの大学の学生はだれかプロにならないのかなとテレビを見ていました。日本シリーズやワールドシリーズも始まり,盛り上がってきました。来月はこの大学で初めての学園祭があるので,楽しみです。そして中間テストもあるので無理せず頑張りたいです。
今後も無理をしない程度に執筆をしたいと考えています。

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