アベンジャーズやジュラシックワールドの世界で自分はどんな色を身にまとう？
こんにちは、nakaiです。
大阪のとある企業で、インハウスのデザイナーをしています。
私が所属するデザインチームでは、週一で読書会を開催しています。
扱うデザイン書籍は、メンバー各々が候補にあげたものを投票で選定します。
本のボリュームによりますが、1冊を1〜4ヵ月ほどかけて全員で読み進め、
本の内容について意見交換をしたり、時にはアウトプットを用意して発表し合ったりします。
最近読み始めたのが「カラーデザインの教科書（一般社団法人 日本カラーマイスター協会 著） 」という、色彩に関する書籍。
シンプルで、基礎的な話が多くはありますが、さまざまな分野の業界人が色に関する想いを綴ったページなども掲載されていて、初心者にも経験者にも面白い書籍です。
今回は、この本の中の一部を読んだ私のアウトプット（というより妄想？）をご紹介したいと思います。
その場所の色を身にまとう？
スタイリストの髙橋リタさんが、“衣”にまつわる色の考え方を語られているページがあるのですが、そこで、街並みや景色と調和する色の服選びを勧められています。
例えばハワイなら、鮮やかな海や植物の色を取り入れた服は似合いますが、黒い服は浮いて見えます。ニューヨークやロンドンなら黒、ヨーロッパならブラウンというように、景色の中にある色の服がしっくりと馴染みます。
オフィス街にリゾートみたいな服装で出勤することもある私にとっては、
少々耳の痛い話ですが・・笑
最近、映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」を見たばかりだったので、「私が恐竜と行動を共にするなら、どんな色の服を着るだろう？」という違った観点での想像が膨らみ、せっかくなので好きな映画の中の世界に調和する服を、ZOZOTOWNのサイトからピックアップしてみることにしました。
もしも、ジュラシック・ワールドにでてくる恐竜、
ヴェロキラプトルの「ブルー」と、行動をともにするなら？
ブルーというのは、ジュラシック・ワールドシリーズに登場するメスのヴェロキラプトルの名称です。
シリーズにおいてとても重要で、人気の高いキャラクターです。
私もブルーの大ファンで、毎回登場するのをとても楽しみにしています。
そんなブルーともし行動を共にするなら、当然彼女の姿や生息地と調和を合わせなければなりませんね・・
そこで私が選んだカラーと服がこちらになります。
ブルーの肌色と生息しているジャングルに着想して、3色をピックアップ。
1色目は、名前にもなっている背中の模様色「Blue」。日本人の感覚だと藍色にも見えるかもしれません。ブルーと信頼関係を結ぶには、この色は絶対に欠かせないと感じたので、私は主張の強いキャップに取り入れました。
次にピックアップしたのは肌の「Gray」。シルバーグレーに近いような、少し銀色感のあるカラーで上品な印象です。ジャケットとスニーカーをグレーにして、洗練された印象になりました。
最後のカラーはジャングルをイメージした「Green」。とりあえずグリーンの服を押さえていれば、敵から身を隠すのにいいのではないかと思います。（安直過ぎてすぐ息絶えそう）
全体的にミリタリー感が強くなりましたが、近頃ユニセックスな服装が多い私にとってはなかなか好みのスタイルに仕上がりました。
ブルーと並んでも違和感のない、調和の取れたコーディネートになったのではないでしょうか。
ちなみに、ブルーと深い絆で結ばれている主人公のオーウェン（クリス・プラット）はどのような衣装だったかといいますと・・
割といい線いってました、素直に嬉しいです。
もし恐竜が復活を遂げたら、ZOZOTOWNでお洋服を購入したいと思います。
もしも、アベンジャーズのヒーローたちに、
ホームパーティーに誘われたら？
次のテーマは、人気のマーベルヒーローが集結する映画「アベンジャーズ」。
映画「アベンジャーズ」は、マーベル・コミックの同名のスーパーヒーローチームをベースにした、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）のスーパーヒーロー映画です。
私はMCUの作品が好きなので、今回の妄想に加えてみたのですが、
ヒーローになるには色々ハードルが高そうなので、
「もし彼らからホームパーティーに誘われたら何色を着ていくか？」という設定で選ぶことにします。
今回も3色をピックアップして洋服を選んでみました。
1色目は「Red」。金赤に近いような、とても冴えた赤色です。
MARVELのロゴカラーはもちろん、アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカや、アイアンマンのスーツも赤色です。
その他にも、MARVELのさまざまなキャラクターが赤色を纏っています。
思えばウルトラマンや仮面ライダーなどの、日本のヒーローも赤色が多いですよね。ヒーロー=赤色というのは、もしかすると万国共通なのかもしれません。
コーディネートでこの色を取り入れたのはニットのトップス。明るい色のニットは可愛くてテンションが上がりますね、クリスマスに着たいです。
2色目は「Blue」です。こちらもアベンジャーズを象徴するキャプテン・アメリカのカラーであるということと、アメリカンコミックからくる星条旗の印象も受けています。
赤と青の組み合わせはあらゆるところで見かけますが、原色同士の組み合わせはインパクトがあり目立ちます。コーディネートにはデニムパンツで取り入れて、目立ちすぎないようにしました。
最後の色は「Black」。アベンジャーズで重要なのが、スーパーヒーローを管理する国家組織「S.H.I.E.L.D.（シールド）」の存在。
S.H.I.E.L.D.の司令官であるニック・フューリーや、S.H.I.E.L.D.のエージェントでありアベンジャーズの創設メンバーでもあるホークアイとブラック・ウィドウの衣装が黒色です。こちらは大きめのショルダーバッグとブーツで取り入れて、締め色にしました。
黒色の小物が効いて、赤と青の組み合わせでも派手すぎず、可愛すぎない組み合わせになりました。これならアベンジャーズのヒーロー達に混ざっても浮かずに、ホームパーティーを楽しめますね。満足です。
調和する色で服を選ぶのは楽しい！
今回は、かなり現実とかけ離れた世界観で色選びをしましたが、好きな作品で妄想するのはとても楽しかったですし、色の組み合わせについてあれこれ考えるのは、自分の感性を広げるいいトレーニングにもなりそうだと感じました。
また、景色の色から服を選ぶという方法は、今までしたことがなかったので新しい発見でした。服を選ぶのがもっと楽しくなりそうですね。
この秋のお出かけ服は、“景色と調和”の観点で選んでみたいと思います。
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