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室温低下を防いで、健康的な朝を迎えよう!

冬場はもちろん、春先の今も朝目が覚めるととっても寒いですよね。

WHO(世界保健機関)は、室温を18℃以上にすることを推奨していますが、古い住まいだと断熱性が低いことが多く、この基準を満たすことが難しいと言われています。
寒さのお悩みがあれば、一度住まいの断熱性を見直してみるのもオススメです。


寒さにより起こる”健康リスク”

寒さや温度差は様々な”健康リスク”が起きる可能性があります。
例えば・・・

【夜間頻尿】
夜中に何度もトイレに起きて寝不足に悩まされることも。

【高血圧】
温度差が大きすぎると、血圧が上昇して危険です。

【脳卒中】
温度差が大きいことで、脳卒中のリスクも高まります。

寒い冬場や気温差が激しい季節では、この他にも様々な健康リスクが潜んでいます。


夜に最も寒い部屋で寝る県&朝一番寒い部屋で起きる県

2014年ウェザーニューズが「冬の暖房事情調査」を調査したところ、夜に最も寒い部屋で寝る県は”佐賀県(13.1℃)”、朝一番寒い部屋で起きる県は”長野県(8.8℃)”という調査結果が出ました。
ちなみに、就寝時の寝室の全国平均気温は16.2℃、基調時の全国平均気温は12.4℃という結果が出たそうです。
寒い北海道のほうが断熱性の高い住まいで過ごし、大分県や宮崎県、佐賀県の方が北日本より寒い朝を迎えていることが明らかになりました。
寒い住まいは健康リスクも高くなってしまいますので、注意が必要です。


寝室を見直して、心地よい眠りと目覚めを!

寝る前に寝室が寒いままだと、睡眠の質も低下してしまいます。
暖房をつけて寝るという方法もありますが、光熱費や乾燥が心配・・・
まずは、寝室の断熱性を高める方法をご紹介します。


窓を断熱してしっかり冷気を遮断

寝室に窓があり寒い場合、もしかしたら開口部から熱が逃げているかもしれません。
以下は、暖房をつけたときに熱の逃げ出す割合を調査した結果です。

  • 開口部 58%

  • 換気  15%

  • 外壁  15%

  • 床   7%

  • 屋根  5%

断熱性の高い窓に交換するか、二重窓にして空気の層を作ると効果的です。
しっかり断熱された家は、すきま風も解消され魔法瓶のような効果を発揮します。保温力(断熱性)が高まれば、寝る前に暖房を切っても室温が下がりにくく、朝も快適に過ごせます。


布団の中をあたためる

湯たんぽ・あんか・電気毛布などで、寝る前の布団をあたためる方法もあります。ただし、この場合は寝室自体は寒いままなので、朝起きたときの室温の差や低温やけどに十分注意しましょう。

いかがでしたでしょうか。
寒い朝でもアクティブにスッキリと目覚めるために、この機会にぜひ家の断熱性を見直してみてください。

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