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「初恋の思い出」|エッセイ

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🌸この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です🌸
#クロサキナオの '2024 Spring Festa!

ナオちゃまの企画に乗っかって、ひと肌脱ぎましょう!!笑

恥ずかしい初恋の思い出、頑張って書きました😭🌸笑

皆さん、笑ってやってください……!

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春。

幾度となく巡り来る季節。

出会いの数だけ別れもある。

今日もどこかで新たに恋が生まれ、どこかで愛が終わりを告げているのだろう。

春の穏やかな日差しに誘われて、私の甘酸っぱい初恋の記憶を書くとしましょう。



私がはじめて「恋」をしたのは、幼稚園の頃。

人であったのか、そうでなかったのか。

今となっては、どちらとも言い難い存在に、憧れていた。


その人の事を考えると、胸がドキドキする。

気がつけば、その人の事ばかり考えている。

その人に会える時間になるのを、指折り数えている。

誰が何と言おうと、その人の魅力に心底夢中。

ダメな部分もあるはずなのに、不思議と気にならない。

その人のカッコいい部分だけ、何度も脳内再生される。

いつでも、その人を心のそばに感じている。

いつか私の方を振り向いてくれたらいいのに、と叶わぬ思いに胸を締め付けられる。

悩んだ挙句、遠くから見守っているだけで、その姿を見守れるだけで幸せだ、という境地に達する。


でも時々、どうしようもなくなって、詩のような、ラブレターのようなものを書いてみたくなる。

書いてしまったら、今度はその人に届けたくなる。

喜んでもらえるかも分からないのに、

「好きです、ファンです、いつも観てます。
いつでも応援しています」

と言う気持ちを伝えずにはいられない。


その人の歌声に心奪われる。

その人が悪と戦う姿を、手に汗を握りながら、一緒に応援している。

気がつけば、

「あなたは一人じゃないよ。私も一緒に戦っているよ」

と、その大きな背中に声をかけたくなる。

そんな私の、世界に一人だけのヒーロー。

おそらく、初恋の人。

その人の名前は……



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