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『孫子の兵法』ポイント解説⑥「虚実篇」主導権を握って、ライバルを圧倒せよ

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いつも私の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!

前回から数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!

『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事(無料)はこちらです。(過去記事のポイント解説①②③④⑤はマガジン購入がお得です♪)


まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!

そして、前回の記事でも触れましたが、『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。

『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。

読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。

そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。

どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。

第六回目は「虚実篇」

『主導権を握って、ライバルを圧倒するにはどうするか』を考える章になります。


※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。

その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。


〈有料マガジン作成のおしらせ〉

「孫子の兵法」有料マガジン(現在:500円)を作成しました!

現在、1記事100円(Xで拡散すると0円)の『孫子の兵法』企画ですが、1章ずつ進んでいるため、全部で15回になる可能性があります!

全て通読されたい、と言う方は、これを機会にマガジンを購入された方が、お得に記事を読むことが出来るのではないかと思います。

また、今後のオリジナル企画として、

・『孫子の兵法』に学ぶnote戦略
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を予定しています♪

第1回目はこちら!↓↓


こちらは完全に私オリジナルの内容になる予定で、書店では読むことのできない内容となります。

特にnote戦略については、X拡散で割引きにする機能をつけていません。

これを機に、有料マガジンの方を何卒ご検討くださいませ。


それでは、『孫子の兵法』 の世界へ、入っていきましょう!



1.自ら主導権を握って、相手のペースで動かされないこと

凡そ(およそ)先に戦地に処りて(おりて)敵を待つ者は佚し(いっし)、後れて戦地に処りて戦いに趨く(おもむく)者は労す。

故に善く戦う者は、人を致して人に致されず。

(現代語訳)

先に戦場にいて、敵の到着を待ち受ける軍隊は楽だけど、後から戦場に入って、戦いに赴く軍隊は疲れる。

したがって、戦いの上手い者は、自ら主導権を握って、相手のペースで動かされない。


自ら主導権を握り、相手のペースで動かされないことが大切です。


敵を思い通りに動かせるようにするには、

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