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フリーランスで重要なのはダサいけど「信用」【月刊(本当は週刊だけど)お気楽フリーランス論Vol.8】こんなに簡単、信頼されるテクニック

フリーランスになった方は、「サラリーマンよりも稼ぐ」ことを第一義的に考えるべきだと思います。もちろん外資系コンサルや投資銀行は別格ですが、一部上場企業や大手マスコミ以上に個人の力でいかに稼ぐか? これを目標にすべきでしょう。というわけで、東京にいるのであれば、年商1500万円(自分の取り分は1250万円以上)はマスト、と私は考えます。当マガジンではそこをいかに達成するかを考えておきたい。

しかし、1500万円以上というのは東京以外ではなかなか厳しい。とはいっても、ストレスが少なく地方でも700万円以上は行く人生、という人世を私は考えていきたい。だからこの2つが基本線となります。

東京でも貧乏なフリーランスって年収100~200万円台とか案外いるんですよ。そして、フリーランスの面白いところって以下です。

フリーランスは「超絶忙しい人」か「超絶暇な人」しかいない

丁度いい感じの人がいないからなかなか発注しづらいのがフリーランスの世界です。「超絶忙しい人」というのは、感じも良く、能力もある。なんとか仕事を受けてくれる。ただ、本当にその方が忙し過ぎて仕方がない時は断られる。でも、絶対に「ごめんなさい! もう少し余裕がある時は是非ともご一緒させてください!」と言ってくれる。だからこの方には仕事がその後は来るし、毎度仕事がこの方に殺到する。

で、この真逆の「超絶暇な人」ってのはほとんどの場合、

・バカ

・感じが悪い

・カネにうるさい

・無能

・アウトプットが雑

・無駄に自信がある

の6項目が成り立ちます。こうしたヤツはまぁ、フリーでは長くはやっていられず、それなりに年を取ると単に若者を揶揄するような老害になるか、家業を継ぐか無職になるか、配偶者に寄生することになります。こうした人生は当マガジンの読者の皆様には送っていただきたくない。

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マジで稼げる、そしてチヤホヤされるフリーランスを目指す方に私は書いていきたい。そして、今回の無料部分では、鈴木拓郎さんから頂いた「なんで中川さんは年間364日働くモチベーションを維持できたのか?」ということにお答えします。次回は鈴木さんからいただいた「年収800万円台時代にキツかったことは何か?」についてお答えします。

今回は「モチベーション」についてですが、それは一つしかありません。

若い内にガンガン働き、カネを稼ぎ、さっさと引退したい。だって、「現役世代」って辛いもん。「社畜」みたいな働き方はもう耐えられない!! 同世代ないし、少し上の方々が文句を言いながら働いている状況については「それもあなたの人生」と他人事のように言いたいから、オレはさっさと稼いでこの「クソ労働市場」から撤退する!

これだけです。鈴木さんも相当稼いでいらっしゃるとは思いますが、幸いなことに私は47歳でこれが達成できました。でも、同世代・少し上の方々が、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、3連休に楽しそうに旅行をしたりしている様をSNSで見せていることについては「羨ましいなぁ~」と正直思っていましたよ。そうした様を私はずっと見ていたけど、「年がら年中そうした生活を送りたい」という別の形の幸せの追求をした結果、「皆さんは今、休んで楽しんでいますけど、オレは今日も働きますんで!」と「今現在の休みはないけど、今に見ておれ!」と反骨心を持った。そして、今のセミリタイア状況に持っていくことができました。

結局価値観の違いでしかないんですよね。私はもう47歳で「現役」からは逃げたかった。一方、65歳まで「現役」でいてもいいと考える方もいる。両方の考えがあるので、どちらが正しいとは言いません。ただ、私自身はサラリーマン以上に稼げる「フリー」として、47歳で稼ぎ続ける人生を終えたことはまぁ、ラッキーかな、と思います。だから現在、佐賀県唐津市で呑気に過ごしているわけです。

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鈴木さんの問いに対する回答はこんなところが本当のところです。本当にモチベーションとしては「何が人生100年時代だ! 政府は75歳年金支給、とか言ってるけど、そんなジジイ・ババアが一線で活躍できるかっつーの!」といった感覚を抱いた。

それで「正直年寄りって、労働市場では邪魔なだけだよな……。職人とか農家とか漁師は別だけどさ……。一般的なホワイトカラーって、年を取るとただの老害になるよな……」とも思います。

そうした考えから、私のようにネットニュースという新しい業態の編集の責任者になるような人間からすれば「若者が追いかけてくる中、さっさと逃げ切ることが重要」という結論に至ります。

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