【月刊お気楽フリーランス論 Vol.3】「場数」の重要性といかにして仕事をガッポガッポ取っていくかのやり口
当初予定していたVol.3とVol.4を合わせたような形になりましたが、仕事をガッポガッポ取っていくと「場数」は増え、それにより知見と経験値が溜まり、さらに仕事がもらえるという好循環となります。
セミリタイアした今ですが、新規業務が始まってしまったじゃないかよオイ! 2つとも博報堂からいただいた仕事なのですが、守秘義務があるので、現状これについては書けませんがまぁ言うなれば「動画制作」と「某コンテンツの構成案及び著名人ブッキング含めた企画のお仕事」といったところです。
どちらもオレ、今までやったことねーぞ、と思いながらも「できるでしょ?」と彼らは言ってくる。こちらの答えは「まぁ、できますよ」ということになります。結局、仕事というものは「困っているから他の人に振る」わけです。そこで「できます!」と言ってしまえば、なんとかなってしまうものです。ただし、重要なのは自分にできる範囲がどれまでか、をキチンと先方には伝えること。まったく無理なことでさえ「できます!」と言ったらこれはヤバいことになる。さすがに私も動画のアイディアを出したり、炎上対策の助言をすることなどはお茶の子さいさいですが、実際にソフトを使って編集をしたり、撮影をしたりするのは無理。そこはその分野のプロがちゃんとやる。これでいいのです。
写真は2002年2月、突然雑誌『広告』の仕事で「戦後のアフガニスタンへ行ってこい!」と編集長の嶋浩一郎氏から命じられ、行ってきた首都・カブールの様子です。これも「あいつは英語もできるし、タフそうだからまっ、いいか」みたいな感じで振ってもらえたのでしょうね。しかし、あまりにも取材費用(移動・宿泊・通信費)がかかり過ぎたため、私のギャラは20ページ1万6000円という超激安価格でした。しかし、それでもアフガニスタンに行けるという得がたい体験ができたのでまったく不満はありません。
さて、今回、具体的な会社名(羽振りがいい大企業だらけ)をバンバン出しまくるので、無料部分はここまで。いかにしてオレがそうした会社の仕事を取っていったかを概ね開陳します。「えっ? こんな感じで巨額のカネをもらえるの?」とか「なるほど、そういう食い込み方があるのか!」といった発見はあるのでは、と思います。とにかく私が強調したいのは「とにかく商流の”上流”にある会社と付き合いまくれ」ということになります。それではバンバン挙げます。
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