性の多様性や国籍人種の違いに触れて【無知なのは罪ではない】
高校の頃乗った山手線で、女装した男性を見た(原宿?)のが性の多様性を見た始まりでした。
国籍や人種については、学生時代に外国人と触れ合う機会自体なかったです。ここまでが前提。
福祉現場で見た多様性(障害以外)
LGBTの人に出会ったのは、実は障害者施設がはじめてでした。利用者の中に障害あり+LGBTの方がいて、希望する配慮を行いました。
国籍や人種については、主に東南アジアや南米系の利用者の方と接した経験があります。
これらの事情や理由があったとしても、利用を希望している、現に利用している人に対して支援することには変わりないし下記のことを除けば、特別なことはした記憶はありません。
理解すること、その人がそうある(性指向など)を尊重すること。
私は異性愛者の男性で、性指向は女性です。LGBTの方の性指向については、はっきり言えば理解はできません。ただ、その人について学ぶこと・理解しようとすることは大事です。知ろうとすることを止めちゃ駄目と思ってました。
言い方は悪いですが、好きで性指向が同性あるいは両性愛になったわけじゃないじゃないですか。障害を持つのと同等の葛藤を重ねた末のことだと思います。
支援者として、LGBTの方を支援する機会に恵まれて、勿論驚きましたしどう接すればいいかわかりませんでしたけど、知らないことは罪ではないんすよね。これから知ろう、教えてもらおうと思いましたよ。
そこは、私=発達障害者として社会が自分のことを理解してほしい、と思う気持ちと似たようなもんでしょう。
そうはいっても
明らかに肌の色が違う人=黒人の方や黒人と日本人のハーフの子などと会うと、今でも自分は驚きます。ただ驚くだけであって、あくまで自分の問題で。
その子やその家族が何か悪いことしてるわけないですし。
要は慣れの問題、接する機会が多いか少ないかの問題だと思ってます。
肌の色が違うから、わかり合えない、というのは結論が短絡的ですし。
ビジュアル、見た目で脳が反応しちゃうんでしょうね。
無知なのは罪ではない
どんな障害や性差や、肌の色、ユニークフェイスであっても、見た目や話し方だけでその人自身を判断するのは良くないことです。
怖いのは、「知らないから」「わからない」からだけの可能性があるんですよね。
でも無知なのは、知らないのは罪じゃないです。むしろ「知ろうとしないのが罪です。」
私自身、障害で、何かしら悪い評価が多いと思いますけど、発達障害が私にかかる形容詞ではありませんし、障害や 見た目だけで私を判断してほしくありません。
私のことを知ろうとしてほしいし、理解してほしいのです。
同時に、私自身も人のことを簡単に差別したり、伝聞や口コミだけで断言するのではなく、自分の考えで良し悪しを判断したいと思っています。
肌の色とか見た目でどうしても反射で反応してしまいますが、そういったことを越えて自分が知らない価値観の人と出会えたら良いと思ってます。
皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。