2月の最終平日でした。学校休校については、都道府県または市区町村判断で休校になるケース、ならないケースがあるようです。
学校が休校になると、働いている親の方は負担が増大してしまいますね。

日中活動場所とは

 例えば障害や高齢の方で、その場所に通って日中過ごし、介護や福祉支援を受ける場所=通所施設を「日中活動場所」という用語で私は使っています。
 以前は入所施設の一機能として通所を受け入れているケースが多かったのですが、現在はデイサービスのみの介護保険事業所が多いですし、障害者向けのも、就労移行支援・就労継続支援B型から、放課後デイサービスといった障害児向けの通所施設が法整備されました。
 保育園や幼稚園は昔からある、児童向けの日中過ごす場所、ということになりますね。学童は学校の放課後と、長期休暇中の日中活動場所としての機能があります。

今回のコロナウイルス影響による休校、その結果

既に北海道では学校の休校が始まっているのですが、臨時休校により子どもを持つ看護師が出勤できなくなったため、外来診療を縮小したとのこと。

前回の記事で、学校休校による「日中の居場所と放課後の過ごし方の問題が、解決されていない」と書きました。
結果、学童保育や保育所には「休園要請しない」となっていますが、帯広の病院のことを察するに、すべての地域に学童や保育所があるか、ということですよね。地域に満遍なく日中活動場所はないですし、児童や障害児の世話をできる人がすぐ見つかればよいですが。

給与保証の話

 麻生大臣は「経費は払う」とコメントしましたが、あくまで休校による学校の損害、という意味ではないでしょうか。
 これも前回書きましたように臨時休校による保護者の給料減少を、どう保証してもらえるのでしょうか。企業の規模によっては、休業補償をするかもしれませんが、私の見通しは甘いかもしれません。
 例えば【就労している者がいる世帯へ、保証(収入差で増減)】があるかないか、ぐらいでしょうか。

落ち着いていきましょう。

この記事を見ている皆さんも、コロナウイルスに絡む問題に不安や不満はあるでしょうが、確実な情報と何が正しいかを見極めていくことが今は必要です。伝聞やデマに惑わされないようご注意ください。
 

 私自身も、情報発信する者として注意し、訂正すべき情報は速やかに訂正し、できるかぎり正しい情報をお伝えしていきたいと思っています。


皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。