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知的好奇心を満たしましょう。

本ってどれほど素晴らしんだろう!

今までの人生の時間の使い方を後悔するくらいに今知的好奇心を満たしたい欲で溢れている。

今日は久我谷亮の「無理なく痩せる”脳科学ダイエット”」のstep1までとダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」の途中までを読んだ。

まず前者の本では人間がどうして食べるのかについて科学的な研究結果をわかりやすくストーリー仕立てにして書かれていた。

まとめると世に出回っているダイエット法は人間の仕組みを無視したものが多く、だからこそアメリカでは社会問題化するほど食に関する問題が多いのだと示していた。

まず食事に関して基本に立ち返って考えるべきことは、ほんとにおなかがすいているのかということだ。人間は食べることに快感を感じるようにできている。人間は食べることを忘れてしまうと死んでしまう。こういった重大な行為において人間は快楽を感じるように体のメカニズムができている。

このメカニズムの正体は、食べ物に含まれる糖質が脳の腹側被蓋野(ふくそくひがいや)を刺激してここから快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されるというものだ。

この快楽中枢を刺激するものは、たばこ、お酒、コカイン、砂糖、ショッピング、SNS、ゲームなどたくさんある。

ここで問題になるのが習慣と依存の力である。例えば日常生活で友達とトラブルになる食べることで快楽中枢が刺激され気持ちが落ち着き、これが習慣化すると、依存の段階へ陥る。次はもっと強い刺激が欲しくなり過食が進むのだ。

これによって食事量が増えたり体重増加の原因になったりする。満たされていないのは心や脳かもしれないということだ。

ここで大切になるのがマインドフルネスの考え方である。マインドフルネスとは瞑想と強い関係があるが、とにかく目の前の一つのことに集中して取り組むことを言う。食事ではいただきますの前にそれぞれの食品がどのように介して目の前に運ばれてきたかを30秒ほど想像するといいそうだ。例えばどこの農場で生産されてどの道を通って運ばれてきたかなどだ。これは科学的実験結果でももちろん証明されている。つまり間をもって食事をすることで満足感が増加し、少量で満足できるようになるということである。

また、「アルジャーノンに花束を」を途中まで読んだ感想としては、なんで今まで文学作品に触れてこなかったのだろうかと後悔するほど面白かったということである。そして人間がどのように自我を持ち始め、いつごろから異性を気にするのか、知的好奇心が芽生えて今から学びなおしをして人間はどこまで成長できるのかなど疑問がたくさん浮かんで好奇心を駆り立てられた。

そして主人公のチャーリィが恋に落ちたシーンで「女の扱い方を男はどうやってまなぶのだろうか?」という文章があったのだけれどこの文章に私は恋に落ちた笑

素敵な文章は気持ちも素敵にさせてくれる。だからこそ私は文学が大好きだ。

今日は以上です。

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