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いつか何者かになりたい君に書く教訓。

情熱があれば人生が成功するわけではない。情熱はないよりあるに越したことはないがこれがあれば人生が成功するわけではない。

私の尊敬する投資家のバフェットはお金を稼ぐことが成功することではないと述べる。

ある大学生がバフェットに「成功の定義とは何ですか」と尋ねた際、

彼は、「愛されたいと望む相手から愛されることだ。」と述べていた。

たとえ世界一の金持ちになれたとしても、家族や友人から愛されていなければ、それは世界一貧しい金持ちに過ぎないのである。

私たちはしばしば判断を間違える。

お金が人生を豊かにしてくれる道具であることは間違いないが、お金を求めすぎるがゆえに周りの人から信頼されなくなったり、

自分の経験がすべてで、たまたま運が重なって起きたことを世界の普遍的法則として信じ込んでしまったり、

頼れる自分を作ることが生きる上で欠かせないことなのに、他人の地位やお金に頼って生きていくことになったり…

間違った固定概念がはびこっていて、何が正しいことなのか知ろうとしなければ、他人の正しいとする人生を生きるようになってしまう。

学べば学ぶだけ自分がいかに無知かを痛感するようになる。いかに自分の人生が今まで間違っていたのかを。

でも知ってしまったらあとは改善する以外に取れる方法はない。

間違っていたと気が付いたらあとは工夫して改善するだけだ。

そしてこの改善を続けていく。達成したいゴールまであきらめづに続けていく。

最近になって気が付いたのは、人生が豊かで幸せな人生を送ったといわれる人には共通して共に歩んでいくパートナーがいたということだ。

星の王子様を書いたサンテグジュペリはことわざとしてこんな言葉を残している。

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.

愛はお互いを見つめることではなく、ともに同じ方向を見つめることであるという意味である。

フロムの「愛するということ」の書物にも愛について、共同で営むべきものでともに成長していこうとすることが一人では生み出せない力を発揮すると述べていた。

愛を理屈で述べるのはロマンがないのかもしれない。

理屈で理解したら、実際に幸せに触れてみることも大切なんだろう。

多分そう、自分と真剣に向き合って今を一生懸命に生きていたら、愛されたい人とも出会えるだろうし、愛されたい人から愛してもらえる人間にもなれると思う。

今回は愛情について思ったことを書いてみた。

コロナで人と出会う機会が減ってしまったけど、また収まったときに胸を張って愛されたい人から愛してもらえるように今はとにかく善く生きよう。

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