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無性に肉が食べたい!それは、野生の本能だ!

お肉屋さんからいただいた本に、素敵なことが書いてあった。

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無性に牛肉が食べたい!と思う時があるのは、実は、生命を維持するのに必要だから。体が欲する。食べると元気になる。体が温かくなり、エネルギーが満ち溢れてくる。そして何よりも、おいしいものを食べた時の満足感。健康のためには、これに及ぶものはない。

確かにそうだ。疲れている時、元気が出ない時、なんかガッツリ肉でも食べて、元気になりたい!って思うことがある。私はそうだ。極端な話、塩振って焼いた内臓肉とフカフカの白飯、これさえあれば、それで幸せだ。

まるで野生の王国だ。
でもそれに納得できる話があった。

縄文人は鳥獣肉の内臓を食べていた

食肉の日本史を見ると、縄文時代にまでさかのぼる。縄文人の食生活は、バラエティ豊か。貝や魚、木の実をとったり、狩猟では、主にシカ、イノシシ、マガモなどの鳥獣肉の内臓まで食べていたらしい。動物の内臓は、ビタミン、ミネラルも豊富。そのため、縄文人の食事は、栄養学的にも優れていたらしい。

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『内臓肉=ヘルシー・栄養の宝庫』
(お世話になっている内臓肉屋さんのトラック)

「無性に肉が食べたい!」私の場合は「無性に内臓肉・ホルモンが食べたい!」と思うのは、遠いご先祖さまから受け継いだ、野生の本能かもしれない。

そう言えば、肉食獣も内臓から先に食べていた

ライオンやチーターなどの肉食獣が、獲物を捕らえる映像を見た時、最初に腹を食いちぎって、内臓から先に食べていた。

きっと、内臓は栄養があるってことを、動物たちも知っているのだろう。内臓には塩分も含まれている。食料の確保が難しい野生の王国においても、生きるために必要な要素が詰まった内臓は、欠かせない存在だったに違いない。

極限状態の人間も、内臓を欲する

海で遭難して何日も漂流していた人間も、最初は魚を捕って身だけを食べていても、極限状態になると内臓だけを食べる。内臓のほうが死ぬほどおいしいと感じる、という話も聞いた。きっとこれも野生の本能なのか。

体が欲する。そして食べると元気になる。

「無性にコレが食べたい!」と思った時は、その本能に従って、思う存分、それを食べるのがいい。

自分の中の、野生の声を聞け!!


閲覧ありがとうございマルチョウ。これからもよろしくお願いシマチョウ!