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ねこのしっぽと秋の空




久しぶりの快晴〜!

雨は好きだけど長く続くと流石に気分も暗くなるもので、そろそろ太陽が恋しかったので嬉しい。



空って季節ごとに変わりますよね。

夏は空が近くて、冬は高い。

同じ晴れでも空気というか、フィルターが違う感じ。

秋の空は穏やかで暖かい気がします。
スコーンと澄んだ青色もだけど、葉っぱの落ちた木々のおかげで余計に空が高く感じるのかも。

夏は突き刺さるような太陽に、べたっとまとわりつく熱気。

蒸し暑いのはいやだけど、あの眩しい青空の中、急勾配の坂を自転車で走り降りるのが好きだったりします。
なんか、ジブリの世界に行けそうで。

暑いのはいやですよ。
でもなんというか、そういう不便なことを抜きとると、夏の空にはまた違う良さがありますよね。

私はどちらの空も好きです。





ねこも太陽がだいすき。

陽が出てくると窓を開けて開けてとせがんで、ベランダや窓辺でのんびりひなたぼっこするのが日課です。

気持ちよさそうに寝そべるねこを見ていたら私も羨ましくなって、今は窓辺に寄りかかりながらこれを書いています。
ここはねこのお気に入りの場所。

空いてたから座っちゃお〜と思ったのですが、書いてる途中でねこもトコトコと合流してきて、今は隣で外を見ています。

もう少し相席させてね。



幸せだなぁ。

もうほんと、こういうのでいい。
こういうのだけでいいなぁ、人生。

刺激とか、成長とか、ぜーんぶ捨てて、ずっとねことひなたぼっこしていたい。

それだけでいいのになぁ。

それだけじゃ生きていけないから、生きるのって大変だなぁ。





なんてぼーっとしていたら、待ちきれなくなったねこが私と窓の間に割り込んできました。

べろーん。

猫は液体なので、少しの隙間に入り込むことなど容易いのです。

じわじわと追いやられ、しっぽでパタパタと邪魔だよアピールされてます。
でもまだ私も太陽に触れていたい。

根気よく居座っていたら、ぬるぬると横になって寝てしまいました。

パタパタしっぽも動かない。

私の存在を受け入れてくれたのか、諦めたのか。
多分、後者。



さて、もう書くことがないぞ。

今日の夜はお鍋です。
鍋は切って入れて火にかけるだけなので好きです。

私はもう少し陽が陰るまで、ここで黄昏ていようと思います。

では、このへんで。




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