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朝のおなじみは蝉の声から鳥の声に(8月30日水)

いつの間にか、にぎやかな蝉時雨が聞こえなくなり、代わりに鳥の鳴き声を耳にするようになった。朝一番に窓を開けると、もわっとした空気ではなくて、ちょっとは涼しくなったかなと思わせる空気になってきた。季節は確かに動いている。

蝉といっても、○○セミとか、いろんな種類がいる。鳥にしても、一羽ずつちゃんと名前がついている。だけど、私には「蝉」「鳥」という認識しかできない。今まで、それぞれ名前を覚える機会もなく、ああ、鳴いてるなあと、耳にしていただけ。蝉や鳥の名前に詳しい人は、どうやって名前を覚えたのか、そのきっかけを教えてもらいたいなと思う。

声といえば、久しぶりにラジオドラマを聴いた。
8月26日の「FMシアター」で、朝ドラの前作「舞いあがれ!」のスピンオフドラマとして「歌をなくした夏」を放送していた。脚本は「舞いあがれ!」と同じく桑原亮子さん。主役は秋月史子役としてドラマにも登場した八木莉可子。
一度に聴けなかったので、スマホアプリで3回に分けて聴いた。こういうとき、アプリは便利だ。好きなときに、好きなだけ聴ける。

私の耳元でドラマが展開されて、登場人物たちが私に語りかけてくれる感覚になる。

秋月史子が懸命に短歌をつくろうとするけれど、簡単にはできない。夏のある日、一人の少女と出会ったことをきっかけに、自分の過去を新たな角度から見直すことになり、また歌がつくれた--というストーリー。
八木莉可子の落ち着いた声に引き込まれる。少女役は、「おちょやん」に出演していた子役・毎田暖乃ちゃん。声だけの演技も上手やなあ。


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