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フィンランドに学ぶ女性の働き方について


フィンランドといえば、当時最年少の女性首相が誕生したとして、日本でも話題になりました。



また、首相だけでなく内閣も女性比率の方が高く、女性が働きやすいのかな?という印象をうけます。


何か私たち日本人女性にも学べることがないかと思い、少しだけ調べてみました。


フィンランドのジェンダーギャップについて


ジェンダーギャップって言葉聞いたことありますか?



簡単にいうと、男女における格差のこと。



このジェンダーギャップを経済・教育・健康・政治の4つの分野にて数値化したものを、「ジェンダーギャップ指数」とし、世界経済フォーラムという団体が毎年発表をしています。



2022年のジェンダーギャップ指数のランキングでは、146カ国を対象に調査しており、フィンランドは2位!(順位が高い方が、ジェンダーギャップが少ないという意)



一方、日本はなんと116位!!!!




日本の順位を下げているのは、圧倒的に経済と政治。(教育だけで見ると1位です。これは男女平等に教育が受けられているということ)



何がこんなに、上位の国々と違うのか。




上位の国のフィンランドと少しだけ比較してみます。



女性が働くのが当たり前の国



女性の就業率
日本:約72%
フィンランド:約71%

そのうちの正規雇用率
日本:約26%
フィンランド:約80%



男女の賃金格差
日本:約22%
フィンランド:約16%



女性管理職の割合
日本:約9%
フィンランド:約32%


どうしてこんなに差があるのでしょうか。



私が一番、感じたのは「仕組み」づくりです。



フィンランドでは「平等法」という法律があり、30名以上の社員を抱える企業は、男女平等における行動指針を2年に1度提出しなければならなかったり、法律で監視をされているそう。


他にも、女性が働きやすい仕組みが国全体で当たり前にあります。


働く女性の割合をむりやり高めたわけじゃない




フィンランドには、男女問わず有能な人材が求められている背景があります。



そもそもで、日本とほぼ同じ国土があるにもかかわらず人口は東京都のおよそ半分。国力を維持するためには、男女とやかく言ってないで、働ける人は働いてください!といった感じでしょうか。



そのために、男女問わず産休・育休をとるのは当たり前、働きやすい環境を整えざるを得なかったのかもしれません。



これでいうと、日本はかつて男性しか働かなくても耐えられる国力があったという過去があったからか、その文化が根づいているのかも。



でも、もうそんなこと言ってる場合でもなさそう。



日本の少子化は死活問題ですよね。



少子化対策はもちろん、その一環としてフィンランドのように女性が働きやすい環境を早急に整えないといけないと思います。



働くことと、子供をもつこと。天秤にかけなくてはいけないような環境ではいけないんだと思います。



フィンランドが全てすばらしい!というわけではないですが、成功例はどんどん真似するべきと私は思います。



なかなか、いち国民が変えられる部分ではないかもしれませんが、フィンランドの取り組みはとても参考になると思います。



企業の取り組みなども参考になる部分が多いのではないでしょうか。



気になる方は、ぜひ調べてみてください。
(こちら過去の記事にほんの少し紹介しています。)

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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