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しあわせ
幸せと「し合わせ」とでは、意味が違います。
幸せの幸の漢字語源は、手枷(上下の手を縛り上げている)つまり、自分よがりのエゴに囚われた状態。
自分だけ幸せになりたい!
反面、「し合わせ」は、し=する、が重なっていること。
つまり、異なる二つが重なることを意味してる。
巡り合わせ、という感じですね。
人との出会いは、縁です。
因があって、縁、そして、果。
自分達がそれぞれの意思で選択してきて、巡り会い、一緒に成し遂げる。その時、感じるのでしょうね、「ああ、この人と出会えて、しあわせだ」と。
中島みゆきさんの名曲[糸]にも、「し合わせ」がで出てきます。
「縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合わせと呼びます」
自分を主体とした点で捉えた幸せなどではなく、他者との関係性という縁を主体とした重なりで捉えた「し合わせ」を感じて下さい。
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