無造作に 飾られた 挿花たち 気品纏って

母は 庭に自生する花たちを 気が向けばポンと挿して玄関に飾る。生花を習ったこともない彼女の、気負いなくスンナリと花々を飾るセンスには いつも感心させられる。 
わたくしにはない、母の得手(個性)を改めて眺める、初夏の朝だ
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