見出し画像

気付いたら

20000PVですってよ、奥様。

そりゃ続けてればいつかは成し得るものやけど。それでも10000の時よりもペースが早い。これだけでも満足や。後、確実に以前よりも多くの方の目に留まってるようにも思える。ありがたい話やで。


本題:理想という名の幻想と過酷な現実

さて、気付きといえば。我々はこの世界が綺麗事のみで構成されてはいないことには気付いている筈なんや。

せやけど。人は不思議な事に、清廉潔白や高潔といったものへの幻想を強く持っている。

清廉潔白でクリーンな政治家。
公明正大な裁判。
正義の報道を行うマスコミ。

そんなものはないのにな。

まあ、大抵の人間は早い内にこの幻想に気づいてそっぽを向く。だが、中には行き過ぎる例もある。陰謀論、ちゅう奴や。

300人委員会。
フリーメイソン。
ゼンブアベノセイダー。

幻想もここまでいくといっそ清々しい程に陰謀論は世界に蔓延る。まあそりゃそうや。だって普通じゃあり得ないことも普通に起こっとるからな、この世の中。高校野球だって酷暑避けにドームでやったっておかしくあらへんし。

補足:高校野球は好きなんです。好きなのですが、だからといって今年の酷暑は残酷過ぎてつらい……

だが。結局現実なんてものは。理想でも陰謀でも動いてなくて。過酷な現実とのすり合わせや欲望と欲望の正面衝突、あるいは密室の話し合いや欲望による現実への曲解によって構成され、構築されていく。そして結果として今の延長線上に未来が生まれる。

そりゃそうや。人間と一緒で、世界かて現状維持バイアスはかかっとるはずやもん。ましてやそのバイアスは一人一人のが組み合わさって70億倍や。つまり、や。

世界はそうそう簡単に変わらんし、変えられへん。

せやけど。

自分一人なら、少しずつでも変えることはできる。

このことを、俺も胸に刻んでおこうと決意する。した。

もしも小説を気に入っていただけましたら、サポートも頂けると幸いです。頂きましたサポートは、各種活動費に充てます。