時間が足りないと思ってた
以前、twitterで「社会人になってからインプットの時間が取れないから仕事暇なときはデスクで本を読んでても怒られない、くらいになって欲しい」みたいなことをつぶやいたことがあります。
私の上司はめちゃめちゃフレキシブルな働き方をしていて、「本気で忙しい時にがっつりやる分、仕事が暇だったら会社には来なくて良い、何かあれば家で対応してくれれば良い」という考え方で、私にも「仕事あまりない日は15時とかに帰ってもいいよ〜」みたいなことを言ってくれたりします。
でも今、私は会社では「新人」と呼ばれる立場で、たとえ直上の上司がそう言ったって少なくともコアタイムから定時でくらいまでは会社にいないわけにはいかず。
ここ最近また忙しくなって来たものの、たまたまクライアントの都合で昨年10月から2月なかばくらいまで、仕事が割と暇な時期が続いていました。そんな状況でも9時半ー10時に出社し、18時くらいまでほぼ何もなく、それでも帰りづらいときは19時くらいまで全然急ぎじゃない作業をやってから帰る、とかそんな日々でした。
そのうえ、最近一人暮らしを始めたので、会社で空白の時間を過ごしたのち8時、9時くらいに帰宅してご飯作って掃除してお風呂はいって…みたいなことを、一人暮らし始めたてなので効率悪くやってるとあっという間に時間が過ぎる。会社で過ごした暇な時間を帰宅後に欲しい。それがツイートした時の状況でした。
もちろん、忙しい時は、日付変わってから帰宅とかザラなので、その時はその時で「時間欲しい!」と思います。
そんな中、ある日思い立ってこのブログを始めました。
しばらく続けて、一人暮らしにもある程度慣れて来たいま、始めてみて良かったなと思うのが、”ブログ”というアウトプットを生活の中でひとつ増やしてみたことで、無意識に今までだったらスルーしていたであろういろんなことに対してのアンテナを張れるようになって来たことです。そしてそれは間違いなく仕事にも活きている。
今まで本読んだり調べ物する時間がちょっとしかとれてなかったけれど、そのちょっとの時間でも気づくこと増えたし、暇な時間での考え事も今までなんとなくぼんやりしてたのが、しっかりと”思考”できるようになって来ました。つまりインプットの効率がめっちゃ上がった。(少なくともそんな気になっている)
社会人になってから、自分の時間が減った分の焦りから、学生の頃よりもたくさんいろんな事に手を出すようになりましたが、アウトプットの形がひとつ増えることで、今までの100%だった自分のキャパシティがちょっとずつ節約されてそれ分のスペースがちゃんと作られるんですよね。気づくの遅すぎた!
学生の頃には考える時間が多い分、本当に”考える”事に時間を使っちゃっていた気がします。
その時間手を動かしてたら今頃何ができてたかな〜〜とか、過ぎたことをうだうだ言ってもあれですが。
ありがたい事に、私は生まれてこのかたずっと健康で、このままであればこの先まだまだたくさん時間があるんだと思います。
これからも自分のキャパを増やしていって、そのうちいくつかはきちんとひとに評価されるものになっていけば良いなぁ。なんて。