扁桃腺摘出入院報告書ーエピソード5ー誤魔化しのロン[完]〜二年後の君へ〜


ハイッ、前回、無事に手術が終わった所ですが、
この記事を書き始めてから半年以上が経過いたしました。
今年中に!絶対!書き終わる!!

これは、最早、読んでくれる方々の為だけじゃない。自分への挑戦だッ…!!




と、書いてある下書きを見つけました。
もう2022年1月中旬でございます。
そう、書き始めてから、一年経ってるよ!?
え!?何してんの!?ねぇ!?
とにかく、今回、終わります。
そして、現在と交わる記事ともなります。



本編、スタートです。





扁桃腺を取ると、『喉が痛い』という想像を皆さんすると思います。
扁桃炎の時に痛い、喉の奥の方。

ところがどっこいどんどこどん、
なんと、一番痛いところは『口の中』なのです!!



[手術同意書]一部なんとなく抜粋。


※手術の時の開口器が当たって、痛みがある事があります。




嘘つけ!!!!一番痛いじゃないか!!!!


もう、とにかく痛い。
口の中を刃物でズタズタに切り裂かれて、そこに塩を塗りたくられているような痛み。
比喩ではなく、最早、そう。
自分の唾液が染みて、なにもせずとも痛みで涙が出てくる。
痛み止めをもらっても、効いている時間が終われば地獄。次に飲んでもいい時間まで、ひたすら耐えるだけ…。

そんな一分一秒も耐えるのが苦しい時、
ちょうどハマっていたものに助けられました。

それは………

麻雀アプリ!!!


麻雀!そう!心を無にしつつ、集中もしつつ、サクサクと何ゲームでも永遠に遊べる!!!
そして、ソロプレイ、オンラインなど様々!!
役がわからなくても、大抵のアプリは補助してくれるから勝手に上がれる!!!!
初心者でも、まるで気分はアカギ!!!!
出来るヤツ気分!!!


全く、麻雀アプリの回し者ではありませんが、
ゲームという存在に救われたのでした。

集中している間は、誤魔化しが効いて痛みが和らぐんですね。
人間の身体って凄い。

とにかく、毎日、何時間も麻雀をやっていました。

※病院によっては、通信機材に関して使用規制があるので、気をつけてください!

とにかく、落ち着いた状態にいる事すら出来ない痛みには無理矢理にでも意識を持っていけるものを用意してください!!
ポータブルゲーム機が持ち込み可能なら最強でしょう!!!



この入院で一番役に立ったものは、
痛みに打ち勝つゲームです。





そして、私は、ナースコールを押しまくり、鎮痛剤をもらいまくり、ツモりまくり、乗り越えました。



本当に、一番伝えたいのこれかもしれない。


痛みを紛らわすモノを!
必ず、持ち込むのです!!!



ここまで書いてきましたが、
もう、書きたかったことは書けたので、一旦完結とします。


この記事を書き始めたきっかけは、
扁桃摘出手術をしようと思ってはいるが、調べてもなかなか状況が掴めないなぁ、イメージが湧かないなぁ、という人が、何かしらの検索でこの記事が引っかかった時に一つのパターンとして参考資料になればいいなと思って書き始めました。


今となっては、感想文です。
記録です。

でも、誰かしらの何かしらの資料になって、何か一つでも参考になって、何か少しでも役に立てたら良いなと思います。



因みに、2年前の2月に手術をして、

術後、二年。



数日ほど前、実は、


二年振りに発熱しました!!!

※PCR検査は陰性でした。



懐かしさすら感じた、喉のパンパンさッ!!
身体の何とも言えぬ怠さ!!
そして、熱………ん?

あれ、37.3度までしか上がらなかった…?

あれ…?

熱が、上がらない。
怠いけども、動ける。
喉のほんのりイガイガ痛みが引くまで4日ほどかかったけど、

全然大丈夫だ…。


身体が、細胞が言っていた、
この感覚は扁桃炎…いつも39度を出していたレベルのヤツであったと。

そして、毎日点滴を打ちに行っていたぐらいの感覚のヤツだと…。


そうか……これが……扁桃腺が小さい、もしくは普通レベルの風邪なのか!!!!!


世界がまた、変わって見えました。


しかし!!!

教訓、リスクが減ったからといって、疲れを溜めすぎないこと。


扁桃腺を取っても、


発熱はします!!!当たり前!!!!!バカァッ!


ただ、驚く程に軽傷でした…。




扁桃腺を取ってみて、

毎日、毎月、いつ熱が出るか、に怯えなくて良い世界。
自分の体調を考える、の本質がわかる世界。

生活も、考え方も、見方も全部変わりました。




私が個人的に思うことは、

取れるんだったら取っとけ!!!!


です。




それではここまでありがとうございました。

書き上げるまでに、一年かかりました。
 



また、何処かで。



ロンッ。




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