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「わたしはマリモ」朗読大会、今年もあります!

アイルランドでは朗読というのは1つの文化になっています。
先日当会も参加したイェイツデーの生誕オンラインイベントも、世界中のみんなで朗読をしてお祝いしよう、というものでした。
そこで今回は、釧路市で行われる朗読大会のご案内です。

当会顧問の大野先生が釧路で「わたしはマリモ」という絵本に出会い、英語に翻訳されてそれが朗読大会に発展したという催しの第4回目が2024年7月28日に釧路市で行われるそうです。(対象は、小学生から大人まで)

「わたしはマリモ」朗読大会@釧路

とてもかわいい素敵なお話で、何と言っても絵がキュート。読みながらついついキュンキュンしてきちゃいます。

「わたしはマリモ」「I am Marimo.」で始まる北海道の阿寒湖に住んでいるマリモのおはなし。
絵本を製作しているのはマリモでくしろを盛り上げ隊という市民団体です。
マリモの生育する阿寒湖の自然環境を次世代に引き継ぎ、世界的にも希少価値の高いマリモが生育する阿寒湖の世界自然遺産登録を目指すという活動内容で、その一環としてこの絵本が生まれたそうです。

釧路の絵本作家木島誠悟氏の作で、マリモ博士の若菜勇先生監修により2018年に発刊され、2019年には大野先生の英語訳を入れた版が出来上がりました。

マリモの絵本

大会の募集要項は以下の通り。
前回までは英語の朗読だけだったのが、今年から日本語の朗読も加わりました。応募の締め切りは7月20日まで。

募集要項

絵本にページ数は書いてないので、ページ数の数え方は、わたしはマリモ実行委員会のFacebookのサイトでご確認ください。

英語朗読の参考として、英語ネイティブが朗読している動画があります。

読んでいるのは、当時9歳だった大野先生のお孫さんのLenaさん(英国在住)です。ぜひこれを参考に、チャレンジしてみてください。
大会に参加されなくても、朗読の練習にピッタリです。絵本を取り寄せて読んでみるだけでもおススメです。
日本語の方はオノマトペがとても心地よく、それを大野先生がどう訳されているのか、というのもとても勉強になると思います。

入賞者にはなんと、アイリッシュハープの生演奏で朗読できるという素晴らしい特典が用意されていますよ。夏休みの北海道旅行を計画してみてみるのもよいかも。

この絵本から興味を持ったら、夏休みの宿題の自由研究にマリモを取り上げてみるのもよいかもしれませんね。ご家族で一緒に調べて、マリモの事をいっぱい知ってもらえるとうれしいです。

絵本の取寄せおよび連絡先は iammarimocontest@gmail.com

(C)


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