![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144919873/rectangle_large_type_2_369c8d769dcf057e20624bf8cd0e38bf.png?width=800)
イェイツディのオンラインイベントに参加しました
6月13日はアイルランドを代表する作家W.B.イェイツの生まれた日で、その生誕を祝うイベントがオンラインのSNS上で行われました。
やり方は 「#YeatsDay」 を付けてXの中でイェイツの作品を朗読すること。
「June 13th people around the world share their favourite lines by W B Yeats. #YeatsDay 2024 What will you read?」
呼びかけをした@YeatsDaySligoのアカウントにある説明です。
というわけで、そういうことなら、我々も参加せねば~♪、と思ったのですが、これを知ったのは、イベント日の二日前。うわー、どうする?間に合わないー、と言いつつ、メンバーで知恵を絞り、作り上げ、何とか当日の朝に滑り込んだのがこれです!ぜひご覧ください。
Cast a cold eye
— 名古屋アイルランド研究会 / Nagoya Ireland Society (@nagoyairelandkn) June 12, 2024
On life, on death.
Horseman, pass by!
from "Under Ben Bulben"
鞍の上つめたき目投げ行きすぎよ
わが生ける日も死してののちも
<墓碑銘>
「イェイツを思い出す三つの詩」より
高橋睦郎 詩集
"On Two Shores: New and Selected Poems"#イェイツデー #YeatsDay@yeatsdaysligo pic.twitter.com/luRrjZn5RV
取り上げたのは、イェイツの墓碑銘。
スライゴーでブルベン山の見える所で眠りにつきたい、というのが願いだったらしく、希望通りの景色が眺められる場所に位置したドラムクリフ村の聖コロンバ教会の墓地。ここは彼の先祖が牧師をしていた教会です。
はぁ~、よかったよかった、間に合った、と思っていたら、さすがイェイツの世界バージョンのイベントはすごい!いくつかのアイルランド関連機関がリポストしてくださったおかげもあったせいか、ビュアーの数があっという間にうなぎのぼりに、この日のうちに1000を超え、10日ほどたったいま現在なんと3700を超えています!!(いまだに増え続けている)
いやはや、Xは6月に研究会を再スタートしてから取り組み始めたのですが、その威力を目の当たりにしてみんなでビックリしながら喜んでいます。
朗読は日本語で、使わせていただいた翻訳は、高橋睦郎先生の詩集「On Two Shores: New and Selected Poems」の中の「イェイツを思い出す三つの詩」より。(先生のご許可をいただいています)
ちょうど、昨年秋にスライゴーのこの墓地に旅したメンバーがいて、その写真を使うことができました。
大野先生から、取り上げるのはこれにしましょう、というご提案があり、「あ、それってもしかしてこれですか?」(と写真を見せた)という、なんともミラクルな展開が繰り広げられました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719065445650-EgyHboM61a.jpg)
アイルランドの事に関わっていると、不思議なことにこういうことがよく起こります。妖精の仕業かケルトの女神の思し召しか??
最初にこのイベントに気がついたのは、アイルランド大使館のこのポストから。使い始めたXを操作方法を知るためあれこれいじっていたら、、、やっぱり妖精ですかねぇ。。。
6月13日は、W.B.イェイツの生誕を祝う #イェイツデー🎉
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan) June 9, 2024
この日を記念し、彼の作品に関する朗読、歌、ダンス、絵、写真等に #YeatsDay をつけてSNSに投稿する@yeatsdaysligo のオンラインイベントが開催されます。日本の皆様もぜひ #YeatsDay をつけてご参加くださいね! pic.twitter.com/rQEIl4D2zM
この事件(?)で活動にさらに火が点き、8月のイベントの予定がほぼ決まりました。近日中にアナウンスできると思いますので、乞うご期待くださいませ。
(C)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?