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句を読む―夏の創造主

大地我が後ろにありて夏の門

佐藤文香 編『天の川銀河発電所』より
「阪西敦子」

「大地」という広大なイメージから連想すると、「門」も巨大なものなのだろう。目の前の「門」は、もちろん通り抜けられるものなのだけれど「立ちはだかる」という言葉が似合う。
来たる夏へ対して抱く、大きな期待と不安。夏の創造主として今、私はここに立っている。

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現代俳句・短歌を好む私が、ひとつひとつの作品を読んで思ったことをぽつぽつお話ししています。
Amazonアソシエイトリンクは、取り上げた作品が収録された句集・歌集が分かればそちらを貼っています。分からなかったときは私が読んでいるアンソロジー本のリンクにしていますので、こちらもご覧ください。


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