【冷え対策で風邪予防】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
4連休中、急に涼しい日が続きます。
暑さ寒さも彼岸まで。
今までの蒸し暑さも、急に肌寒く感じるほどの涼しさだと、フツーに鼻かぜとか引きやすいんじゃないかな。
でも、こうした肌寒さを感じることで、カラダは本格的に寒くなる冬に備えた体づくりを進めていくわけです。
体はボーっと過ごしていると、なかなか活力を高めることができない。
適度なストレスが加わることで、環境にあらがう方向性を定めて、それにかなう体づくりを始めるわけです。
暑さを感じれば、カラダや毛穴を緩めて、体内に熱がこもらないように仕組みを変える。
寒さを感じれば、カラダや毛穴を引き締めて、体内の熱が外に逃げ出さないように目張りをしていく。
こんな風に、適度な刺激を感じることで、カラダは日々、活力をもって過ごし続けることができます。
人と頻繁にコミュニケーションをとる人は丈夫。
それは、対人関係は良いにつけ悪いにつけ、程よいストレスになるから。
もちろん、人の愚痴のはけ口として、ただただ聞き役に回ってばかりいては、自分自身にストレスをため込んでしまう。
必要なのは、感じたストレスを発散すること。
連休中、肌寒さを感じて、ただただ寒いなぁと感じてばかりいては、ストレスをため込むばかり。
そうじゃなくて、そんな肌寒さに反発するような活力を持った生活の工夫をすることで、カラダは秋冬にかなったコンディションを手に入れることができるわけです。
寒かったら動けばいいじゃん。
体温を高めるには、自ら活発に動き回って発熱することがかないます。
でも、人のカラダって、冷えた体ではいきなりそんなことをすると、すぐに息切れしたり、お腹が痛くなったり、ケガをしてしまうことだってある。
寒かったら動けばいいじゃん、なんだけど、そこは賢く。
何でも物事には順序というやつがあったりして。
体温を高めるためには、まず、ジッとしていても温まりやすいお腹から温め始めるといいみたい。
動かなきゃなぁなんて思ったら、準備運動をする前に、まずはお白湯一杯飲んでみる。
朝から体が動かないなぁ、冷えているなぁなんて思ったら、温かいお粥さん一杯食べてから、朝のお仕事を始めてみる。
そうしてお腹の内側が温まってから、体を慣らすように動かしてみる。
このとき、何も筋肉を鍛える、なんてことにこだわる必要はなかったりして。
秋の風邪を予防するには、血行を促す体づくりを進める方が効果的。
肌で冷えを感じないような血流を促す運動を仕向けてあげると、秋の風邪予防は適うんじゃないのかなぁと。
一昔前だったら、乾布摩擦。
肌を直接さすって、皮下の血流を促す。
今は肌を傷めるから、あまりすすめられていないけど、皮下の血流を促すっていうこと自体は、やってみてもいいかもね。
あと、涼しい息を安全に吸い込むことで、自律神経に働きかけて、代謝を高めようとする良い刺激となります。
重宝なのがマスク。
マスクをして涼しい息を深呼吸しながら吸い込むと、いきなり肺が冷やされることもないから、安全です。
また、安心して深呼吸できると、大胆に横隔膜や呼吸に関する関節の運動もかなうから、ぼちぼちこんな屋外の涼しい息を吸い込むことも、試してみてもいいかもね。
ということで、秋の風邪予防は、
1.お出かけ前にお白湯一杯飲んで
2.マスク着用で
3.深呼吸や鼻歌を歌いながら
4.しっかりお散歩に出かけて
5.出先で見つけたオープンテラスのカフェで温かいチャイを飲む
なんてことがかなうんじゃないかなぁ。
必要があれば、どなたか親しい方をお誘いいただいてもよいと思います。
連休中の牧歌的な僕のアタマの中での妄想も盛り込みました。
何か何かのご参考まで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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