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【軽やかな心と言葉】

博心堂鍼灸院のいんちょです。

軽やかな言葉のやり取りはとっても大事だ。
寒くなればなるほど、そんなココロを軽くするような言葉は、落ち込む人のココロを和ませてくれる。

そんな言葉を繰り出せるココロをいつも保っておきたいな。


ちょっとまえ、ツイッターでこんなことをつぶやいていたみたいです。
冬場、寒くなればなるほど、気持ちは落ち込みやすく、気分がすさみやすくなる。

特に今年はコロナ禍ということもあり、世間の空気は常にピリピリしているように感じます。

人との距離や街中での過ごし方ひとつとっても、何かしら文句をつけたくなる人がいる。
外出先で、そんな口論や喧嘩、大声で罵り合う現場に、インドア派の僕でもよく出くわすこの頃。


昨日、NHKのクローズアップ現代という番組を観ました。
徐々に露見してきている今年の日本国内の不景気による貧困問題。
そんな様々な収入減が原因となって、失職したり家庭不和や暴力が原因で、女性がいたしかたなく「パパ活」という売春に携わらざるを得ないという現状。

コロナ感染症そのものが人々の恐怖をあおっているのなら、こうした性風俗こそ感染源となるわけで、商売になるはずがない。
世間の風というやつが、いたずらに様々雑多な不安を掻き立てて、様々な業態を困難な状況に追いやっていることで、失業者をたくさん生み出しているのだろうなぁと。

30分程度の番組でしたが、コロナ禍というわれる中で、恐れられているのがやっぱり世間体であったり、世間の風なんじゃないかなぁと、内容を垣間見ながら改めて僕なりに再認識してみました。


今は世間は、第3波というやつで再び騒ぎ始めていますが、そんな騒ぎどこ吹く風とばかりに、観光地や繁華街がにぎわっているところもあるみたい。

何となく後ろめたさや不安があるからなのか、心から楽しめる人たちってどのくらいいるのだろうって、思ったりもします。

感染症は人に近寄らなければうつるものではない。

だから、人と離れていれば、外出したって旅行したって良いのだろうけど、世間の風というやつがのしかかって、そんな楽しいはずのお出かけにも、なにがしかのストレスをかけている。

いっそ、旅行者や繁華街へ出かけている人に、威圧的な態度で声をかけてくる人もいたりして。

鍼施術を受けに来られる患者さんと、そんな世間の世相について、たびたびおしゃべりする機会があります。


ほんとは、こんな閉塞した空気が蔓延している時だからこそ、軽やかな心持で、軽やかな言葉を使って、人と接して過ごせたらいいのだろうなぁと思います。

難しいのかもしれないけど、気分良く過ごすっていうことは、カラダの伸びやかな働きを活発にさせるには、とっても大事なこと。

機嫌が悪いと気分が悪くなって、体調を崩し、具合が悪くなると病気になったりするわけです。

機嫌よく過ごすことを心がけているということは、病気へ進むきっかけを事前に取り除いているようなもの。

軽やかな心持で過ごすためにも、いつも自分の言葉にも気楽さと軽やかさを添えて発するようにしておきたいな、なんてことを思う12月初旬。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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