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最近読書の方法を変えてみました

皆さんは普段どのように読書をしていますか。
一冊を一気に読む、複数の本を同時並行で読む、読みながら本に書き込んでいくなど人それぞれの方法があるかと思います。

僕は一冊を一気に読む派です。
ただ、一冊読んだら何かに書き起こすこともなく終了するということがほとんどでした。

小説などであれば一気に読む方法もありだと思うのですが、僕はよくビジネス本や自己啓発本を読むので方法としては適していないかもしれません。
読んでなるほどなと思ってそのまま終了です。

こんな方法では、自分の身にならないと思い、今読書方法を変えています。
本当に3日前くらいからなので、最近です。

どのような読書方法にしたのかと言いますと

・大切だと感じたことをメモする

・そのメモを実際の行動に落とし込んで考えてみる

・メモの中で疑問を抱いた部分をさらにメモする

大きく分けてこの3ステップで読書をするようになりました。

大切だと感じたことをメモする


小さいメモ帳を用意して、本を読みながら自分が大切だと感じたことをメモしていきます。
特に工夫などない純粋なメモ写しです。

ただ、メモするという手順を一つ挟むことによって、流し読みする可能性が低くなっていると感じます。

また、メモする時には単純な語句だけではなく、具体例や理由も付け加えています。
具体性があることによって覚えやすくなると考えているためです。

これが一つ目のステップです。

メモを実際の行動に落とし込んで考えてみる


本の内容というのは基本的に誰でも活用できるようにある程度抽象化されていると思っています。

その抽象的な内容のまま受け入れるのではなく、実際に自分の行動に落とし込んで考えることにより、元々の目的である実践するということが実現しやすいと考えています。

僕が今日読んだ本の内容でいいますと、朝はクリエイティブな時間に充てて、夜はあまり考えずにできるタスクの整理など割いた方がいいということが書いてありました。

その内容から、じゃあ自分だと朝はnoteを書く時間や何か考えていく必要があることに割いていこうという行動に落としこむことができました。

実践していかなければ意味はなくなってしまうのですが、自分がイメージしやすい具体的な例を思い浮かべることによって、自分の読書に対する意欲や内容の定着度が上がってくると考えています。

これが2つ目です。

メモの中で疑問に思ったことをさらにメモする

1つ目のステップで自分が大切だと感じたことを書いたメモに対して、自分が少し疑問に思ったことを書いていきます。
これが自分の中ではかなりいいなと感じている方法です。

なぜかというと、疑問を持つということは自分の頭で考えるということなので、その分、記憶の定着度の向上や自分がより多くの知識を身につけるきっかけ作りに繋がると考えているからです。

一つの例を今日読んだ内容に絡めて紹介します。

満腹状態は集中力を散漫にさせるという内容が本に書いてありました。

満腹状態になるとセロトニンというホルモンが分泌され、その分泌により睡眠効果を促すホルモンであるメラトニンが出てきます。
それにより、眠気が増してきてしまい、集中できなくなってまうという原理らしいです。

これに対して私が疑問に思ったのは、メラトニンはどのようにすれば分泌量が多くなるのかということです。

睡眠促進のホルモンであるメラトニンの分泌量を多くすることにより、自分の睡眠の質を上げることができると考えたためです。

ちなみに、簡単に調べてみたところ、メラトニンの分泌を促進するには眠る前に暗い自分の周りを暗くするということやブルーライトを浴びない、トリプトファンというアミノ酸が含まれている食品を摂取するなど書いてありました。

自分が読んでいる本には、集中力を上げるために満腹状態を避けようということしか書いてなかったにも関わらず、メラトニンというホルモンをどのように分泌するのかということまで知ることができました。

自分の中で疑問点を持つことにより、自分の記憶に定着しやすくなることはもちろん、一つの本からより幅広い分野の知識を身に着けることに繋がっていくのではないかと思いました。

なので、自分の知識量を増やして行くためにもこの疑問を持つということは今後も大切にしていきたいと考えています。

この手法にしてまだ日は浅いのですが、読書というものが以前よりも楽しくなってきたと感じています。

今後もいろんな読書の仕方を試してみて、より多くの知識をアウトプットできるようになっていきたいと思いました。

それでは、今回はここまで。