見出し画像

ローマ時代のブドウ畑がもたらすメリット・デメリット

最近は農業や畜産業の現場でアグロフォレストリーと呼ばれる、林業と共存した運営方法の可能性が検討されています。
ブドウ畑に関していえば、これはまさにローマ時代に行われていた方法でもあります。

ブドウ畑での垣根栽培に使用されている杭や柱を樹木に置き換える可能性が実際に検証され、レポートとして報告もされています。そのレポートの1つの内容をまとめた記事を公開しました。

ワインとサスティナビリティ | ローマ時代のブドウ畑は甦るのか

上記の記事ではレポートの内容をまとめるに留まっていたため、現場からみる実用性については一切触れませんでした。そこでここではもう少し踏み込んでブドウ畑に樹木を持ち込むことのメリット・デメリットを検証してみたいと思います。

こちらの記事はオンラインサークル「醸造家の視ているワインの世界を覗く部」内に投稿された限定記事の一部を再編集したものとなります
# サークル記事

ここから先は

1,237字 / 1画像

¥ 380

ありがとうございます。皆様からの暖かい応援に支えられています。いただいたサポートは、醸造関係の参考書籍代に充てさせていただきます。