発酵期間は醸造上の管理項目になるのか

ワインの発酵期間が話題になることがあります。

この手の話題が上るときは、大抵はその長さに注目が集まります。ボトルによっては数か月から年単位の時間をかけて発酵を行った、と紹介されるモノもあります。

ところでこの発酵期間、長いというのはどれくらいから長いと見なされるのでしょうか。また発酵期間が長くなるのはどのような場合なのでしょうか。

ワインの発酵期間に関してまとめた記事を公開しています。

ワインの発酵期間

ワインを造る際のもっとも重要な行為が発酵です。それだけ重要なものなので、醸造家は発酵をいくつもの項目を使って管理しています。そうした管理上、発酵の期間はどのような位置におかれているのかをこの記事では解説していきます。

この記事はオンラインサークル「醸造家の視ているワインの世界を覗く部」内に公開している記事の内容の一部を再編集したものとなります
#サークル記事

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ドイツのワイナリーで現役の栽培・醸造責任者としてワイン造りに関わっているNagiが見ている視界や考えていること、ワイン造りのための技術などを発信していきます。 公開されている記事にだけ興味のある方はサークルに加入することなく、それらの記事をご覧いただけます。

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