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醸造家の視ている世界

サークルメンバーになることなくメンバー限定記事を読むことのできるマガジンです。 サークル内でのみ公開している記事や動画の一部もご覧いただけます。
ドイツのワイナリーで現役の栽培・醸造責任者としてワイン造りに関わっているNagiが見ている視界や考… もっと詳しく
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記事一覧

造り手の自然派志向がうつす影

自然派ワイン、ナチュラルワインという言葉を聞くようになってしばらく経ちました。定義や位置…

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乳酸菌発酵と生体アミン

頭痛や動悸、呼吸困難などを引き起こす原因であり、食品安全上の問題があるとして研究が進めら…

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二酸化硫黄の取り扱い形態に関する補足説明

先日、ワインブロガーの方と一緒にやっているYoutube企画で二酸化硫黄に関するお話をさせてい…

二酸化硫黄の基礎講座

最近はナチュラルワインブームをはじめとして酸化防止剤無添加を謳う製品も増えてきていますが…

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ボランティアのお値段

収穫時期の隙間時間にSNSを眺めていると、欧州になくて日本にあるものをよく見かけます。ボラ…

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ワインの保管温度と生体アミン

先日ワインの保管温度に関する記事を公開しました。 これらの記事を書くための下調べをしてい…

高温環境はワインの内側をどう変えるのか

ワインは温度の影響、それも高温時の影響をより大きく受ける飲み物である。 これは半ば常識化した知識であるように思われていますが、実際にはワインってあまり暑いところにおかない方がいいんだよね、という程度の認識をされるに留まっているというのが全体を通した平均ではないでしょうか。 周囲を見回してみても、買ってきたワインを温度管理されたセラーに保管して頻繁にセラー内の温度をモニタリングしている人もいれば、家庭の冷蔵庫に保管している人も、リビングのダッシュボードにおいている人もいます

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果汁の清澄に用いる清澄剤とワインへの影響

収穫してきたブドウをワインにしていく作業には多くの工程が伴います。どの工程も出来上がるワ…

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ワイン造りの産業化と品質の維持

現在、収穫作業とそれに伴う仕込み、ワインの管理作業に忙殺をされておりまとまった文章の執筆…

ワインに関わる酵素の種類とその利用

ワイン造りの主役は醸造家ではありません。醸造家がいくら頑張ってみてもブドウのジュースがワ…

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バトナージュの方法と効果の確認

ワイン造りをしていると様々な細かい作業があります。そうしたものの1つがバトナージュ (Baton…

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醸造資材としての滓の利用

ワイン造りの過程で出てくる滓はタンクの中でワインと接触している時間を通してワインに多くの…

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最近の畑の状況など

本来であれば何かしらのテーマに基づいた記事を執筆するべきなのですが、収穫を目前に控え多忙…

ワインにおける香りの可能性 | 料理とのペアリングまでを考える

ワイン造っている身でも知らないことは山のようにあります。そのうちの1つがワインの香り、特に前駆体 (プレカーサー, precursor) に関わる部分のように感じています。 前駆体の存在自体に疑問はありません。 この前駆体が基本的には発酵を経ることで分解され、揮発性化合物としてワインの香りに寄与することもほぼ周知の事実です。問題なのは、この前駆体にどのような種類があるのか、種類ごとに異なる処理が必要になるものな`のか、そして前駆体はどのようなメカニズムによって分解されてい

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