教授の話はチルアウトミュージック
4時限目を受けてる時の、窓から差し込む光が1日の中で最も好きだ。教授の言葉はチルアウトミュージックが目に見えて踊るように、耳に入っては窓の外へ流れていく。私にとってその時間で重要なのは光だ。
光が、木々を揺らぐ。
絵画のように幻想的で美しい空間を創り出す。
こっちにおいでと言われているようで、私は度々席を立ちたくなる。
そのまま窓を乗り越えて深緑の中に飛び込みたい。
私が溢れるくらいに包み込んで欲しい。
光を浴びたい。
思い切り吸い込みたい。
なんてことを考えていると終わりの