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クリティカルシンキングを使い「考えの質」を高める

クリティカルシンキングを普通に使えてめちゃ凄い人はいますよね。

そんな人に良く懐くので、僕の懐く人は基本クリティカルシンキングが得意な人です。

・クリティカルシンキングとは?

クリティカルシンキング(critical thinking)は、批判的思考とも呼ばれるものであり、感情や主観に流されずに物事を判断しようする思考プロセスです。

クリティカルシンキングでは、物事について考える際、「なぜなのか」「本当に正しいか」といった批判的な問いを行います。

自分の意見に対して、「間違っているかもしれない」という批判的な視点を持ち続けることで、より実践的な意見へと近づけていくことができます。

クリティカルシンキングにおける「批判」は、必ずしも否定を意味しません。

重要なのは、「なぜ」「どうして」「本当なのか」といった疑問を忘れないことです。

・ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの違い

ロジカルシンキング:物事に筋道を立てて、各段階、各要素別に分類、分解して思考すること
クリティカルシンキング:物事の前提の正誤を検証したのち、その事象の本質を見極めていくこと

・クリティカルシンキングの目的、効果

クリティカルシンキングの目的は、最も適正な解答を導き出すこと。

クリティカルシンキングを用いれば

物事に関する情報←本当の情報かな
物事をとりまく環境←この環境はいいのかな
外的な意見←どういう根拠があるのかな
当事者である本人の意見←どういう背景から言っているのかな

などについて、さまざまな観点から前提が適正かを客観的に検証し、疑問を持てる。

物事の本質に近い最適な結論にたどり着く
自分自身も十分納得して判断を下せる状況をつくる

という効果を出せる

・クリティカルシンキングの考え方・基本的姿勢

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1.目的は何かを常に意識する
2.自他に思考のクセがあることを前提に考える
3.問い続ける

1.目的は何かを常に意識する
なんの為に思考するのかを事前に明確にする。
思考を重ねていくときに、目的やゴールを明確にしてないと、部分的な検討や意味のない課題の検討を続けてしまう。

枝葉に目を奪われた結果、根本を見失う議論
テクニックに頼りすぎる議論

に終始することないよう、考える前に議論をする目的をかんがえましょう。

2.自他に思考のクセがあることを前提に考える
人には
それぞれの価値観・思い込み・偏見
など思考に関する暗黙のルールがある。よって自他共に思考のクセを持つことなどを頭に入れたうえで、ルールにとらわれる事なく、

この他に取るべき策はないか
他の要因は考えられないか

など客観的な視点から思考を続けることが必要である。

3.問い続ける
常に思考を続けるということ。何のために思考するのかという目的を設定し、そこに向かって考え抜くことで、クリティカルシンキングは成熟度を増すのです。

客観的な思考を継続することで、物事の本質を捉えながら先へ進むことが可能になる。

・具体的な例

求人媒体Aに広告を掲載すると100人から応募があった
求人媒体A内の広告aと広告bにそれぞれ50万円、合わせて100万円の費用がかかった
広告aからは80人、広告bからは20人の応募があった
上記のような事実があり、再度求人媒体Aに100万円分の広告を掲載しようと考えた場合に、それぞれの考え方だと以下のように異なります。(あくまで一例です)

ロジカルシンキング
 求人媒体Aでは広告aの方が効果がよく、同じ費用でも4倍の応募があるため、今回は広告aだけに100万円を使った方がいい


クリティカルシンキング
そもそも何人から応募があればいいのか?
100万円で100人の応募という成果は本当にいいのか?
求人媒体A以外の媒体はないのか?あるなら効果はどうなのか?
求人媒体Aに広告a、b以外の広告はないのか?

・参考文献




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