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おりょう〜龍馬が愛した女〜
今回のテーマはおりょう
なぎこ軸のメインのひとつは司馬遼の傑作『竜馬がゆく』です。
(ただいま6冊目3周目on my way with him nowです)
が、スキな人をさらに深ぼろうシリーズ
竜馬がゆく以外の 人間〚坂本龍馬〛を知り尽くしたい欲が
ふつふつと燃え上がってきたので
他の史実や文献、そして小説などを図書館で見つけたり、ふらっとまちなかを歩いてるときに救った古本などにも触れているのですが
たまたまみつけた、帯に惹かれてぽちっとなと購入したのが
『おりょう〜龍馬の愛した女〜』(๑˙❥˙๑)(やばいyo!!!!)
以下帯の引用
600枚以上の長編歴史小説であるが、ほとんど一気に読ませる←ほんとに
幕末明治の「おりょう」が大内美予子に乗り移って、書き進ませている気配がある。そして、人間龍馬という対象を女の内側からながめて見事である。
司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』は快作であり労作であるが、「大内おりょう」も作家的「歴史離れ」:省略
「司馬龍馬」と並んで「大内おりょう」
そのくらい、有名な小説みたい。
りょーまと出逢い、心をともにし、りょーまが暗殺されこの世を去るまで
おりょう視点の激動の時代を生き抜いたその当時の女性としての
かっこよさに感動しました。
その当時の女性の象徴としては本当に珍しい自分に由来する軸
を持っていて
女家族の憧れる一般的な嫁ぐ考えは持っていない気持ちも
metamorphoseした私にとってビタミン剤のような勇気づけられる
セリフだった。
家族や志高く生きる激動の時代を生きる男たち(りょーまも含め)に
いつでも思いを馳せ、ときには囚われの身になってしまった人々を
おりょうが犠牲になって助けることもできたらいいのに。と本気で
願えるまっすぐな物怖じしない姿にもきゅんときた。
これが真の一筋の愛に生きる女性の姿かっこいい!!!!
東西奔走しているりょーまとの関係も無邪気なんだなあ。
たまに帰ってきたときにうれしくって子どもみたいに
たかいたかーいされちゃうシーンとかも悶える
お互いの思いは一生涯尽きることはなかったし
本当に互いを思い慕っているのならただの馴れ合いの感情で自分たちのうちわの
寄り添いの形で自分たちの世界のために物理的な距離で一緒にいること
が愛のすべてじゃないなと再認識。
思い、慕い、国をよくするために
お互いが本当に窮地に落ちたときには助ける。
寺田屋のお登勢さんとの出会いから聡明で利発女性の理想の
お登勢さんから学び心を許していくおりょう
さすがりょうまが見初めた女性たちはみんな利口で芯のある女性。
そして寺田屋事件の寺田屋は実際に京都でおりょうが階段を駆け上がって
りょうまを命がけで逃したシーンの当時の臨場感が伝わる階段も残ってて身震いするくらいわっと感動したもんなあ。
今の時代にも通ずる【女性としてのかっこよさの象徴】であるおりょうのように
負けん気を持ってしなやかに生きていこうと思えるステキ小説でした。
月琴の名手の異名、ほしいなあ。
なぎこ
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