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キャベツを焦がしなさいというお告げだと思ったら違った

この前、キャベツでも炒めるか・・・と台所に立ったら、

キャベツは、ちょっと焦げたほうがうまいのです

というお告げが天から降りてきた。それはもう天啓のように。

刻んだニンニクとごま油をフライパンにしいて、ざく切りにしたキャベツを入れて塩こしょうで味付けする。ふたをして、キャベツがちょっと焦げるまでしばらく放置。

普段の野菜炒めだったら焦げすぎたな・・と思うくらいまであえて焦がす。香ばしい匂いがしてくる。

このキャベツ炒めが、めちゃくちゃおいしかった。キャベツの自然な甘みとうまみが少し焦げることで引き出されてる。わたし史上最高のキャベツ炒めだった。

ついに、私にも料理の神がささやくようになったのかもしれん。キャベツをあえて焦がすなんて斬新なアイディア、誰も思いつかないだろう。

某ク○クパッドに投稿するときがついにきたのか?

一瞬にして、自分が「料理研究家」になって成功するところまで妄想した。イケる、栗原はるみ。

いや・・・待てよ。
念のため、携帯で「焦がしキャベツ」と検索してみた。そうしたら、出るわ出るわ、焦がしたキャベツのレシピが山ほど出てきた。

どうやら、キャベツは焦がした方がうまいというのは割と常識だったらしい。

というか、たぶんだけど、昔どこかでキャベツを焦がすレシピを見たのを覚えていて、それを思い出しただけだった。天啓でもなんでもなかった。

(せーの、ドテーッ)

にしてもだ。キャベツは焦がしたほうがうまい。

味付けは塩だけでもいいし、オイスターソースもいいし、好きなようにアレンジしてほしい。写真はニンニク、アンチョビと一緒に炒めたやつ。見た目はアレだけど、箸が止まらないおいしさ。

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