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ゴールデンカムイ聖地巡礼のススメ【札幌編】

皆さんこんにちは。わたしの名前はnagichabinです。Google Pixelを使っています。


来る4月28日、いよいよゴールデンカムイ展が北海道札幌市へ上陸ッ!ゴ展ついでに聖地巡礼もしようかとお考え中の皆様のために、札幌にある聖地を囚人に彫ってシャバに解き放っておきました。


▼まずは公式HPで概要をチェック!押してみな、飛ぶぞ(物理)


時は2022年1月ー

無料公開期間でも何でもないときに出会ったゴールデンカムイ
金と時間と有給と愛しさと切なさと心強さを持て余していた筆者
気づけば昨年1年のうちに3度も渡道してしまっていた


そんなわけで、札幌にある聖地をまとめてみました。
カムヲタ歴2年生の新参者が贈る
ゴールデンカムイ聖地巡礼のススメ始まるよ!


【北海道大学植物園】

8巻71話より


こちらには8巻と9巻に登場する江渡貝くんのお家があります。物語同様に館内には北の大地に住む(かつて住んでいた)動物たちの剥製がたくさん展示されています。世界で唯一のエゾオオカミの剥製もこちらで見られます。

これはヒグマと5月の北海道に半袖を着ていった筆者


ここで北海道の気候一口メモのお時間なんですが、5月の北海道は長袖の方がいいでしょう。(自戒)最高気温はそれなりに高めの日もありますが、湿度が皆無なので長袖でも快適に過ごせます。わたしのような松岡修造の申し子みたいな方は半袖の上に1枚羽織れる上着を持っておくといいでしょう。


また園内には金カムにも登場する北海道ならではの植物や、これらの植物を用いて作られたアイヌ、ウィルタ、ニブフなど北方民族の生活用具が展示された資料室もあります。


▼運がよければ野生のリスにもエンカウントできるかも

チタタプだめ、絶対


〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西8丁目

開園時間:9:00-16:30(入園は16:00まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)
※4/28まで冬期期間で閉館中
入園料:一般 ¥420
最寄り駅:JR札幌駅、地下鉄さっぽろ駅など
⇨どの駅からでも歩いて大体10分ぐらい


【札幌市時計台】

言わずと知れた札幌市の観光名所であり、現存する日本最古の時計台と言われています。第七師団の皆さんもここで待ち合わせをしていました。館内は資料館となっており、時計台や札幌農学校、北海道開拓の歴史を学ぶことができます。

〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西2丁目

開館時間:8:45-17:10(入館は17:00まで)
観覧料:一般 ¥200
最寄り駅:地下鉄大通駅から徒歩約5分
     JR札幌駅からでも徒歩約10分


【日本基督教団札幌教会】

『一握の砂』に収録された名歌の一句「ぢっと手を見る」が爆誕した現場であり(25巻247話)、アシリパとソフィアが連れ込まれたあの教会です。中尉殿によるタイトル回収「いわば…ゴールデンカムイか」のシーンは後述する【北海道開拓の村】内にある建物がモデルとなっており、こちらではありません。鯉登少尉のように裏口からこっそり入らないように。

〒060-0031
北海道開拓札幌市中央区北1条東1丁目

最寄り駅:JR札幌駅から徒歩約15分
⇨時計台からなら歩いて大体5分ぐらい


【サッポロファクトリー】

25巻249話より
星型の窓

みんな大好きサッポロビール発祥の地です。開拓使によって作られた日本人の手による初のビール工場跡地で、作中では札幌麦酒工場の建物の一部として登場しています。上エ地圭二が登っていた煙突は後述する【サッポロビール博物館】のものですが、印象的な星型の窓はこちらにしかありません。

〒060-0032
北海道札幌市中央区2条東4丁目

最寄り駅:地下鉄バスセンター前駅8番出口から徒歩約3分
⇨さっきの教会からなら歩いて大体5分10分


【番外編:和洋折衷喫茶 ナガヤマレスト】

札幌駅から歩き通しでふくらはぎに限界を感じ始めた紳士淑女の皆様に朗報です。ランチにカフェ、締めパフェにもおすすめのお店がサッポロファクトリーのすぐお隣、永山記念公園の中にあります。

写真右側が明治時代に建てられた初代第七師団長 永山武四郎の私邸、左側が昭和期に入ってから増築された旧三菱鉱業寮です。左側の愛らしい緑色の建物の中に、和洋折衷喫茶 ナガヤマレストはあります。旧永山武四郎邸と同じく和洋折衷をコンセプトにしたお料理はフォトジェニックでと〜ってもヒンナ♪また2つの建物はどちらも無料で見学することができ、ゴールデンカムイには出てきませんが、とてもおすすめのスポットです。


【サッポロビール博物館】

25巻250話より

啄木ちゃんが命を賭けて突き止めた、
ジャック・ザ・リッパー 札幌最後の犯行現場

選ばれたのは 綾鷹でしたー


杉元一行に土方一派、第七師団と残る囚人たちが札幌へ集結し、戦いの舞台となったのが札幌麦酒工場でした。現在こちらは日本で唯一のビール博物館となっており、館内を自由に見学することができるほか、有料のプレミアムツアーも用意されています。明治時代当時のビールのラベルや、25巻249話扉絵のポスター、大きな煮沸釜など、作中に登場するあれやこれやが見られます。宇佐美臨終の地もこちらの敷地内にあります。大きめのハンカチ片手にご来訪ください。


▼詳細についてはこちらも併せてどうぞ

〒065-8633
北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1

開館時間:11:00-18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅:地下鉄東区役所前駅から徒歩約10分
     JR苗穂駅から徒歩約8分
⇨サッポロファクトリーからだと歩いて大体15分
⇨札幌駅前からバスもあるよ
★野田先生の色紙あり


【米風亭】

6巻52話「おごってやる!飲みに行こう」の背景として描かれているのがこちらのお店で、店内にはあのシーンの実際の写真が飾ってあります。ライスカレーは置いていませんが、油そばがとってもヒンナです。サッポロクラシックのほか、世界のビールもたくさんあります。近くに同姓同名の系列店があるのでお間違えないようご注意ください。

〒060-0063
北海道札幌市中央区南3条西1丁目2-1

営業時間:11:00 AM-2:00 AM
最寄り駅:地下鉄すすきの駅、豊水すすきの駅
⇨どっちからでも歩いて大体5分ぐらい


【中島公園】

札幌中心部に位置する自然豊かな公園で、かつては中島遊園地と呼ばれ、博覧会などが催されていました。こちらには28巻280話で菊田さんが座っていたようなベンチがあります。スパイごっことかしてお楽しみいただければと思います。

〒064-0931
北海道札幌市中央区中島公園

最寄り駅:地下鉄中島公園駅1・3番出口出てすぐ


【野外博物館 北海道開拓の村】

札幌世界ホテルに茨戸の山本理髪店、ラッコ鍋の番屋などなど、作中に登場する建物がそれはもう魑魅魍魎 跳梁跋扈しています。網走監獄に次ぐ、ゴールデンカムイの聖地オブ聖地と言っても過言ではありません。

▼詳細についてはこちらをご参照ください。5億年ぐらいかけて書きました。

〒004-0006
北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1

開村時間:9:00-17:00(入場16:30まで)
休村日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入村料:一般 ¥800
行き方:JR新札幌駅から北海道バス
    「開拓の村」行きに乗って終点で下車
★野田先生の色紙あり


【北海道博物館】

尾形ちゃんが船賃代わりに差し出した棒鱈や、シライシがでっかいなぁと言っていたトドの皮などが見られます。道立自然公園野幌森林公園の中にある博物館で、面積2,053haと本州に住む我々にはあまりピンときませんが、多分宇宙ぐらい大きな森林が周囲に広がっているんだと思います。開拓の村から徒歩15分程なので、天気がよければ歩いて向かうのもおすすめです。もしヒグマに出会ってしまった場合は、男も女もちんちん出したら逃げ出すって進研ゼミで言っていました。

〒004-0006
北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2

開館時間:9:30-17:00(入館は終了の30分前まで)
※4月は16:30まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料:一般 ¥600
行き方:JR新札幌駅から北海道バス
    「開拓の村」行きに乗って「北海道博物館」で下車


わたしが巡ったことのある札幌の聖地は以上になります。上記以外にも、札幌市内にある本屋さんには、野田先生の色紙やサイン入りポスターが飾られていたりするので、時間のある方は探してみてはいかがでしょうか。

ここで大変残念なお知らせなんですが、筆者は社畜につき、札幌の金カム展には行けそうもありません。でも大丈夫、職場もろとも消しゴムマジックで消してやるのさ!わたしの名前はnagichabin 本当はGoogle Pixel使ってません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。この聖地見落としてるぜってところがあれば、ぜひご教示いただければ幸甚です。最後になりますが、時間とお金に余裕をこいたボンボンの皆さんのために、札幌以外の聖地と、札幌から各都市までの大体の所要時間を簡単に紹介して終わりにしたいと思います。よきにはからえ


【小樽】電車で約45分

【江別】電車で約30分

【月形】電車とバスで約2時間

【旭川】特急列車で約1時間半

【網走】新千歳から女満別まで飛行機で約45分


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