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童話「ぬいぐるみの好きな少女」
【あらすじ】
ペーターは近所に住むぬいぐるみが大好きな少女レイチェルのことが気になっていた。
ある日、その彼女から招待状が届く。
これはぬいぐるみが好きな少女にまつわる、あるおとぎ話。
【備考】
・本作は小説家になろうで開催されている冬の童話祭2023参加作品です。
・作品は一定期間後、非公開になる場合があります。
【データ】
文字数:2400字
バージョン:v1.0.0
公開日:2023.1.12
更新日:2023.1.12
【作品冒頭】
見上げた二階の窓にはタヌキとウサギ、それにリスのぬいぐるみがぴょこりと顔を覗かせていた。ピンクの屋根の家は近所では少し目立っていたけれど、それ以上にいつも窓から覗いている特大なクマのぬいぐるみを抱いた金髪の少女の方がずっと有名だった。少なくともペーターにとっては彼女のことを知らないなんていう小学校の同級生がいたら、この町の人間じゃないと疑うことだろう。
少女の名はレイチェルと言った。
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