英国式金管楽団独自曲事始 -その3
1980年代に再発見された「ティドビル序曲」は、オペラ・カンタータ・オラトリオを含むシリアスな曲を書いていたジョセフ・パリーが1874年頃*1に作曲しました。この序曲がバンドマスター以外の作曲家がオールブラス編成用に作曲した最初の作品の一つであることは、間違いがありません。それはパーシー・フレッチャーの「労働と愛」の完成に先立つ事およそ40年ということになります。パリーとフレッチャーの間世代のクラシック音楽作曲家がオールブラス編成用の曲を発表しているのかについての情報はあり