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こだわりが本末転倒を超えるとき

本末転倒だなぁと思いながら、それでも突き進む紙質のこだわりについてのお話しです。

本末転倒とは、「重要な部分とどうでもいい部分を取り違えること」や「手段と目的を履き違えること」あるいは「逆効果になること」などの意味で用いられる表現である。

weblioより引用

いつからこんなふうになったのか自分でもよくわかりませんが、好きだと思う特定の物に関してやたらこだわってしまう節があります。

わたしは書くことの重要性よりも書き心地に重点を置いてしまうんです。


文字を書くための紙。
言わば、一枚の紙きれです。
それが綴じてあればノートや手帳になります。

コピー用紙という紙もありますが、印刷するためだけではありません。
ピラッと一枚を目の前に置くと思考をひろげるための紙に早変わり。
A4サイズなんて、それはもううってつけです。

一枚の紙、それとも束になった紙なのか。
名称は変われど書くためのものであることにちがいありません。

ですがこだわり強めなわたしには'書けたらなんでもいい'なんて考えが一切ないのです。
紙モノを迎え入れたとき、いつなんどきもこれが前面に出てくるのです。
ひっこめようと思っても無理なんです。

目的は書くこと
紙とペンを使うことは手段です。

目的 > 手段 本来こうあるべきところ
目的 < 手段 こうなるのがわたし

納得がいかないと書くことをやめてしまいます。

もう、書きたくなくなるんです。
飽きるとかではなく、ただ、イヤなんです。

え?
書かずにどうするの?って思いますよね。

ええ。
書かないだけです。笑

さらにペンとの相性とか言い出すので、ほんとうに困った野郎なんです。

もともと紙ものが好きで、これまで数えきれないくらい色んな手帳やノートを手にしてきました。

クオバディス/ジブン手帳/citta手帳/365デイズノート/モレスキン/能率手帳ゴールド/ほぼ日手帳/NOLYT製品/MUJI手帳/トラベラーズノート/ディスカバーダイアリー/EDiT/MDノート/ハイタイド/ニーモシネ/ロルバーン/スマイソン/PLOTTER

この他にも名前がどうしても出てこない手帳がまだあったりしますが、思い浮かぶまま並べました。

これらの手帳やノート。
手にしてもすぐイヤになってしまったものが少なくありません。

中にはそれなりのお値段のものがあります。
数行書いて「もうイヤだ…」はあまりにアレなんで、ペンを替えたりして使う努力はします。
だけど結局いつか挫折するんです。

こんなふうに何年もとっかえひっかえしていましたが、好きな紙質に気づくのです。
なんだかんだ毎回生き残るのは、トモエリバーを使った商品だったのです。

そう!
わたしはトモエリバーの紙質が大好きなんです。
手帳で言うと「ほぼ日手帳」がそれに当たります。


手帳やノートは基本的に綴じタイプを使用しています。
モレスキンやスマイソンなど名だたるノートの紙質をも上回るのが、わたしにとってはトモエリバーノート。


システム手帳のリフィルも、レイメイ藤井(トモエリバー使用)一手となります。
PLOTTERもキライではないけれど、なんだかダヴィンチに落ち着く…といった感じ。


普通のコピー用紙に書き出すもイマイチ気分がのらないために、わざわざトモエリバーのルーズシートをAmazonで入手する始末…。


もう、ここまでくると本末転倒具合は安泰するよね。笑






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