見出し画像

「話さない権利」がみんなにはあるって話

7月一発目、何を書くべと悩みましたが、
そういや、コミュニケーションをテーマに書いたことはなかったかもと思いまして、書いてみることにしました。

と言っているのに、タイトル見て。
「話さない権利」がみんなにはあるって話。

コミュニケーションは伝え方が大事だとか、
伝え方ではなくてその姿勢が大事だとか、
聞き方が最も重要とか、
そんな時代は終わりました。
では「話さない権利」について、話していこうか。


「話さない権利」を話す前に。

アサーションって知ってる?

アサーションとは
自分も相手も尊重する自己主張のこと。

最近企業とか教育現場でもコミュニケーションの取り方で、
相手も自分も対等に尊重して意見をするという研修が行われているとお聞きします。
相手のことを尊重しすぎるアグレッションタイプとか、
自分のことを尊重しすぎるノンアサーティブタイプとか、
聞いたことはないかな?
自分がどんなコミュニケーションタイプかという話は、結構話題に上がってくるけど、権利の話が出てくることが少ない気がする。

そう、アサーションはコミュニケーションの話だけではないの。
アサーションの考え方の根幹は「権利」です。

「権利」はワイの中ではこんなイメージ。「これしてOK〜!」みたいな感じ。

「権利」とは、「〇〇して良い」という定義になります。
どんな時でも、自分にも相手にも、
この「〇〇して良い」という状態が続いているから、
この状態をお互いに維持していければハッピーよね、というのがアサーションの根本になります。
ここで戻ってきます。
「話す場面で、相手に話したいことは話せばいいし、
話したくないことは、話さなくていいよね、お互いに」

ということになるわけだ。

「話さない権利」を行使するために。

話さなくてもいいんやで。君がそう選択したってだけ。

アサーションは「権利」が根幹にある考え方って言ったけど、
この権利は、誰でも行使していいともされています。自分の権利だからね。
でも、権利の行使には、責任がつきまとうよね。
権利を行使するためには、この選択に責任を持つことを絶対に忘れてはいけません。

「話さない権利を行使するぞ!」とその権利を選択したのは、自分だから、責任も自分で取ろうね!ということなのです。

例えば、相手に話したほうがいいことがあったとしよう。
でも、あなたは話したくなかったから、「話さない権利」を行使して、
話さない選択をした。
後で、バカほど怒られたとしても、話さない選択をしたのは、あなただから、
素直に怒られような、ということなのだ。

コミュニケーションってむずいね

「話さない権利」を行使した結果、喧嘩することだってあると思う。ワイら夫婦もたまにある。でも選択したのはワイらだから、「喧嘩の決着をつける」という選択を毎回取るようにしています。むずい。


さて、「話さない権利」についてちょっと書いてきたけども、
いかがでしたでしょうか?
コミュニケーションは選択の連続。
なるべく齟齬を生まないように、心地よく過ごすために、
試行錯誤していると思いますが、
コミュニケーションにおいて何よりも気をつけないければいけないのは、
お互いにさまざまな権利があって、そこを尊重する気持ちを持つことです。
どう伝えるとか、どう聞くとかよりも、マジで重要やで、という話でした。

まあ、ワイも試行錯誤の日々です。コミュニケーション、むずいよな。
がんばろな、ワイら。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?