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今、話を聞いて欲しいだけなのに〜カウンセリングに行く前に行くとこの話

ワイがクリニックで受付をしていた時、
よく初診希望の患者さんのお電話を取っていました。

病院の受付業務は、ガチ戦場でした。

患者さん
「初診なんですけど、今日っていけますか……」
ワイ
「今日は新患の枠が埋まっていまして、最短のお日にちですと、二週間後とかになります」
患者さん
「じゃあいいです」

だよねえ〜〜〜〜〜〜
今話を聞いて欲しくて電話してきてくださっているのに、
二週間後はねえよな。そうだよな。わかるわかる。

だからね、今、話を聞いてほしい!となった時、
電話をかける先は、病院でも、カウンセリングルームでもない、

という話をします。

①電話相談

いのちの電話とか、聞いたことはないかな?
あれあれ。
「いや、そこまでではないから、そこじゃないんじゃない?」と
思われているかも知れないけれど、
他にも電話相談というのはいっぱいある。
ちょっと下にリンク貼っておくから、みてみてね。

大体一回20分くらいで無料で行っているところが多い。
場合によっては、「ここに行ってみてね」「この制度があるよ」とか、
そういう次に繋げられるような助言みたいなのをもらえることもあるから、
一回こういうところにかけるのは、あり。
何より、その場で話を聞いてもらえる。

②SNS相談

主にラインに登録してやり取りするようなやつですね。
これも手軽で、電話が苦手な人は、おすすめかも知れません。
相談時間みたいなのが決まっているところもあるから、確認してみてね。
主催団体によっては、電話に繋げるとか、対面でやるとか、
関連機関に繋げてチームでサポートするまで行くとこもあるっぽい。
リンク貼っておきますね。

③メール相談

チャットで言うには、複雑すぎる。
電話で言うにも難しすぎる。
何より相手が何言ってるかわからないから、文字の方がやり取りしやすい。

と言う人におすすめです。
産業カウンセラーの会社と契約を結んでいる会社にお勤めの方は、
もしかしたら、その産業カウンセラーの会社のサービスの中に、
このメール相談というのがあるかも知れません。
ただ、会社に勤めてないんだが? という方向けにも、
そういうサービスをやっているところはあります。
リンク貼っておきますね。


これらを踏んだ後、「やっぱり継続的に話を聞いてほしい」
と思ったら、カウンセリングとかを検討するのはアリです。
ただ、カウンセリング開始までは、時間がかかるパターンが多いです。
何せ売れっ子心理士の場合は、予約の時間を確保するのも大変なんだわ。
二週間から1ヶ月、場合によっては2ヶ月待ちもありえます。

カウンセリングは基本予約制です

なぜなら、カウンセリングは大体1時間。
1日にやれるケースはマックス4件くらいです。
4時間しか出勤してないってこと?と思われたかな?
違います。記録をね、書かないといけないの。
カウンセリングをした後、どういう流れでどういう話になって、
どういう見立てをして、次にどう生かすか、
そういう記録を合間に書かないと、人間忘れちまうからよ。
その記録の時間が必要だし、
濃度の高い話を聞いていると、いくらプロとはいえ、心が疲れてしまうのよ。
心理士は自分の心も商売道具にしているので、
適度に休憩も必要です。

休憩中は目がしょぼしょぼするんだけど、これワイだけ?

だから、どんなに抱えられても、20人くらいが限度。
たまにオバケみたいにケース持っている心理士がいますが、
あの人たちは天才なので、置いておきますね。

だから、予約が取りづらい事態になりやすいんですよね。
よって、皆さんが、今すぐに話を聞いてほしい!となった時は、
上記の3つのサービスをご活用くださいね。

よろしくな。

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