見出し画像

🍀🌈虹のコラム✨きみへのメッセージ☀️「苦しみに耐えるきみへの手紙」

 愛するきみへ

 きみがじっと何かに耐えていることをボクは知っているよ。
 仕事や対人関係、家族、恋愛……きみはその中で頑張っているんだね。

 きみは泣かないと決めている。泣くことが何か敗北であったり、自分の弱さなんだと頑張っている。

 過去に辛いことがあって、
 そのことを自分の心の中で封印してしまって決して誰にも見せないんだね。

 そして、ずっとがんばっている。
 自分を強くするために。
 大きな城壁を自分の前に張り巡らして、
 きみは重い鎧を身に纏ってがんばっている。
 強く生きる、決して泣かないって決めたんだ。
 
 泣き虫の自分がとても弱くて頼りないと思ったから。

 でもね、
 きみが纏った鎧の中には
 きみの生身の体があって、またその奥にはしまい込まれた心がある。
 その心の中はどうだろう。
 ボクにはきみの心が見えるような気がするんだよ。

 そこには泣きたくてじっと我慢している、
 小さく幼いきみが唇を噛み締めながら
 目に涙を溜めてこぼさないようにしているのが、ボクには見えてしまうんだよ。

 きみは強いんだ。

 そう信じているよね。

 でも、泣くことは、決して弱いことじゃないよ。

 きみが心の中の小さな幼いきみをじっと我慢させればさせるほど、

 鎧は厚く重くなっていくんじゃないかな。

 ボクはね、きみのそんな心の中の小さな幼いきみを思い切り泣かせてあげてほしいんだ。

 泣くことは弱いことじゃない。

 きみが心の中の自分を解放して泣かせてあげれば、鎧は自然と体から落ちていく。

 城壁だって要らなくなる。

 それがね、本当の強さだとボクは思うんだ。

 心の中の自分を泣かせてしまっても、きみが本当に泣いても。

 きみは弱くはないんだよ。

 鎧を外してしまったら、きみの心は軽くなる。

 そして、優しくなれるんじゃないかな。

 過去の苦しみも、全て心から解き放って。
自分の体と心を、思いのままに委ねるんだ。
きみがきみ自身に戻るんだよ。

 そうすれば、

 きっときみの心の中の
 小さな幼い自分を抱き上げてくれる天使に
出会うことができるんだ。
 天使は愛をきみに与えてくれるはずだよ。
 きみがいちばん安心できる場所を。

 深い愛を。

 わかってくれるよね。

 泣いてもいいんだよ。

 誰も咎めたりはしない。

 きみはきみじゃないか。

 もう、泣くのを我慢するのはやめようよ。

 きみの心の中の小さな幼いきみをしっかり抱きしめてあげてほしいんだ。

 そして、泣かせてあげてほしいんだ。

 もう、その重い鎧を捨てて、きみが泣いてしまうのがいいとボクは思うんだ。

 それがきみなんだから。
 それが愛すべき、きみなんだから。

 そして、それが真に強い

 きみなんだから。
 いつも、きみの幸せを祈っているよ。

 心から愛するきみへ
🌻

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?