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遠回りをしたからこそ実現できた「夢」-後編-

高校の頃、
編集者になりたいと熱望していた私。

この記事では、そんな私の体験談を
2話に分けてお届けしています。

※前回の記事は、こちら👇

今回お伝えするのは、
高校を卒業してからのお話です。

高校生に限らず、
何かを諦めなくてはいけない状況にある人
ぜひ読んでみてほしいです。

夢を忘れて過ごす日々

高校卒業後に選んだ仕事は
営業職でした。

残業が多くて大変な仕事ではありましたが
お給料も良く、
毎日が充実していたのを覚えています。

それから数年が経ち、
結婚・出産・離婚を経た私。

気付けば30代のシングルマザーに
なっていました。

今になって思うと、
就職してからの十数年
「編集者になりたい」と言っていた日々を
思い出すことすらなかったんですよね。

あんなに資料を集めたり
説明会に行ったりしたのに
全く思い出さないなんて、
自分でもビックリ。

まさに
母が予想した通りの結末でした。

といっても実際は、
仕事が大変すぎて
そんなことを考える余裕なんてなかった

というのも大きかったのかなと思います。

運命の再会

そんな私に転機が訪れたのは、
2016年のことです。

とある出来事がきっかけで
Web記事を作るお仕事に出会いました。

(そのときのお話は
 こちらにまとめてあります👇
 「存在意義」を求めてライターになった話

当時の私は、30代の半ば。

「編集の仕事がしたい」と願っていた
あの日から数えると、
実に16年もの年月が過ぎていました。

それから数年……

ライターのお仕事を経た今、
私は編集のお仕事をしています

今だからこそ叶えられた「夢」

あんなに熱望していた仕事なのに、
30代になるまで
一度も思い出すことがなかったなんて
本当にビックリですよね。

でも
高校を卒業してからの時間があったからこそ
このお仕事に出会えたんじゃないかなと。

そしてこうも思います👇

「楽しい」と思いながら働けることが
どれだけ幸せなことなのか。
それを実感できるのは、
そうじゃなかった時期があるからこそ。

甘々な当時の私には
編集者として働き続けることはおろか、
専門学校の卒業すら
できなかったんじゃないかな。

それに何より、
さまざまな知見を蓄えられたからこそ
ライターとしても
さまざまなジャンルで戦えたわけです。

高校の卒業後に経験した出来事は
どれも確実に私を成長させてくれましたし、
人生の苦さも教えてくれました。

社会人としての経験はもちろんのこと、
親の死や借金返済、恋愛経験などなど…

どれも
今の私につながる大事な経験です。

前に
「存在意義」を求めてライターになった話②
という記事で書いた、この言葉👇

編集者になりたかった私が
このタイミングで
ライティングのお仕事に出会うって……
もうこれ運命じゃない?😍

こう思った理由が、まさにこれです。

“このタイミングで出会えた”からこそ
運命だと感じました。

もし息子がもっと小さかったら、
もし母の闘病中に出会ってたら、
きっとまた諦めていたと思います。

それに当時の私は、まだ高校生。

親にダメだと言われたら諦めるしかない…

そう思ったのも大きかったのかなと。

当時の私には
お金も、根性も、経験もありませんでした。

そして何より、
潔く諦めた背景には
長女ならではの“良い子”気質
隠れているのかもしれません。

私の性格を母が知っているのと同じように、
母の頑固さは私も知ってましたから。

「今」が全てじゃない

諦めるしかない夢がある人には
「今じゃないのかも」という視点を
ぜひ持ってほしいなと思います。

人生は長いです。

「今」が全てじゃない。

だから今は、
「今できること」
全力で取り組んでみてほしいです。

きっとそれは
ムダになんてならないから。

「今」の自分が選んだことは
全て「未来」につながっていくから。

もし「今」叶えられなくても、
少し先の未来では
まるでそうなるのが決まっていたかのように
自然と叶えられる日が訪れるかもしれません。

そして今の私にも
他に叶えたい夢ができました。

でもそれを目指すべきは「今」じゃない。

今は本気で、そう思えます。

あとがき

人生、何があるか分かりませんよね。

あの頃は諦めるしかなかった夢を
こんなにも自然な流れで
実現できるなんて、
全く想像していませんでした。

新しくできた夢については
またいつか…😊✨

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