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anarita
子供たちにせがまれて、書いた良寛の「天上大風」
![2020-09-19 20.07のイメージ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35510855/picture_pc_b5241c3c2923075922c6c1212ad28bd7.jpg)
凧が大きな風に舞って、高く舞い上がりますようにとの思いがこもってます。
まるで、書自体が今から飛んで舞っていきそうな楽しさがありますね。
この書には一切の無駄がない。
そう、
良寛は、人生における一切の無駄を省いた。
地位、財産、名誉。
捨てる名人でした。
社会的にやったことは、乞食です。カッコをつけて布施とか表現しますが。
社会的に生産的なことは一切していません。
晩年は、40歳年下の美人元尼僧、貞信尼(ていしんに)と恋の逢瀬を重ねます。
良寛は、貞信尼に看取られて息を引き取ります。
【散る桜、残る桜も 散る桜】
良寛時世の句です。
同時に、
死ぬ間際に
「死にとうない」
と呟いたともされます。
晩年の恋愛と、「死にとうない」
人間臭い良寛が僕は大好きです!!
⭐️お読みいただきありがとうございます⭐️
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