最近買った本78冊まとめ(23年6-7月)
本を買い続けています。
DMMブックスがまたアホみたいなセールをし続けてくれるおかげで、本を買えば買うほどポイントが還元され続けてそれを消費すべく本を買うループ。幸せなセールありがとうDMMブックス。
いっぱい本を買っています。5月までに買った本は前に書いていたので、今回は6月からの2ヶ月間で買った本をまとめてみます。読んだ本が1/3くらい。読んでいたら下に軽くコメント書いてみます。
小説/実用書/学術書
・ぼくの死体をよろしくたのむ(川上弘美)
短編集。刺さるものもあれば微妙なものもあるイメージ。面白かった、のかもしれない。
・天才による凡人のための短歌教室(木下龍也)
短歌に興味があってとりあえず買ってみたけど難しい。逆にフレームが作られてしまった感がする。
・十九歳の地図(中上健次)
・香水図鑑
世界中の香水がカラーで掲載されていたけど、カタログレベル
・日本社会のしくみ(小熊英二)
まだ途中やけど(う、うわ〜っ!!縮図!!!)になれるのでおすすめ。それでも社会を変えることが難しいのではないかを感じられるので二重に刺さる
・学びとは何か(今井むつみ)
・言語の本質(今井むつみ)
最近話題の言語の本質。めっちゃ面白いし言語学とか知らない人でも読めるおすすめ本です。
・冒険の書(孫泰成)
・ドクター伊良部シリーズ(奥田英朗)
-イン・ザ・プール
-空中ブランコ
-町長選挙
-コメンテーター
・君のクイズ(小川哲)
話題らしいのと気になっていたから買ったけど、どうにも自分には刺さらなかった。短編っぽいのにきっちり1冊になってるのがしっくりこない。なんやかんや2時間くらいの映画化されそう。
・傷つきました戦争(カロリーヌ・フレスト)
・「死にたい」と言われたら 自殺の心理学(末木新)
これ、いいです。自殺予防に関する入門書として十分に機能するんじゃないでしょうか。自殺企図をする人にとってのゲートキーパーとして存在するにはどうすべきか?みたいな方向で考えられておすすめです。
・無理の構造 この世の理不尽を可視化する(細谷功)
・言葉のズレと共感幻想(細谷功・佐渡島庸平)
今これ読んでます。人の言葉遣いのズレをいかにしてフラットにするのかの大切さがシンプルに書かれていてめっちゃ気に入ってます。読みながら細谷さんと佐渡島さんの本をポチってみました。
・デッドライン(千葉雅也)
・オーバーヒート(千葉雅也)
・エレクトリック(千葉雅也)
・タフラブ 絆を手放す生き方(信田さよ子)
これ!!私の23年ベスト10に入るレベルの本でした。絆の文字や概念に支配された社会において、どうその絆から手放すかを考えるいいきっかけになる本でした。おすすめです。
・共依存 苦しいけれど、離れられない(信田さよ子)
・傷つく人、傷つける人(信田さよ子)
・本の本(真鍋博)
・統合失調症の一族 遺伝か、環境か(ロバート・コルカー)
これは読み始めました。事例研究なのかルポなのかが微妙にわかりにくいけど、本腰を入れて読まなければいけないと思っている自分の夏の課題図書。とりあえず読み切ります。
・自己矛盾劇場(細谷功)
・きみの言い訳は最高の芸術(最果タヒ)
・夜景座生まれ(最果タヒ)
・さっきまでは薔薇だったぼく(最果タヒ)
『スピン』に収録されていた詩が印象的だったのと、最近色々話題なので好き嫌いを言う前にちょっと読んでみようかしらと思ってポチって読んでみた。好きなものもあれば、合わないと思うものもあり。といった感覚。案外好きである理由を言語化するって難しい。
・ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉
・WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.(佐渡島庸平)
・サークル有害論-なぜ小集団は毒されるのか-(荒木優太)
・毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集
漫画
・ブレス(3)(岡山ゆきの)
メイクで頑張りたい男子高校生とモデル志望の女子高校生の青春メイク漫画。読んだのがかなり前なのもあるけど、「メイクは一番軽いアクセサリー」みたいな言葉が印象的。メンズメイク、いや肌のコンディションの整えをちゃんとやらなければと考えさせられる。
・サツドウ(1)(雪永ちっち/なだいにし)
殺し屋家系の天才末っ子がサラリーマンをやりながら色々巻き込まれる。それだけではあるけど、作劇が私好みなのでまた継続して買うかも。好きです。
・テレワァク与太話(山田金鉄)
読め!!!!あせとせっけんの山田金鉄先生の新作単行本や!!読め!!めっちゃいいから!!!定期的に読んでいる作品です。
・リコリスリコイル:リロード
まぁ、アンソロよね。はい。そろそろこの辺で一旦買うの止めていいかも。
・メダリスト(8)(つるまいかだ)
は〜〜っ!!!頑張って!!!みんな超頑張って!!!になる。アニメ化決定してるんでおすすめです。何よりも面白いので…
・日本三国(4)(松木いっか)
アホほどおもろい。一旦これで一区切りがありながらも、次への続きが楽しみすぎる。今すぐ5巻を読ませてくれと思ってしまうシリーズです。おすすめ。1巻でハマらなかったら引き返していいんんで、騙されたと思って読んでみてください。
・パープル式部(フォビドゥン渋川)
スナックバス江、アニメ化決まりましたね。正気か??というわけで記念に買ったパープル式部。個人的にはバス江の方が好きなので、比較するとキレが少ないなぁと感じてしまった。面白いんですけどね。
・バキ外伝 ガイア・シコルスキー〜ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし〜(林たかあき)
バキ外伝?まぁ読もか…で読んでるけどまぁ、うん。普通に普通です。いつものバキのスピンオフ。それ以外に言うことがない。作者自身がスピンオフを雇用保険といったらしいのは本当なのか?だとすれば確かにまぁ、うん。だよね。って感じ。
・少女終末旅行(1-6)(つくみず)
・少女終末旅行公式アンソロジーコミック
エイヤで買っちゃった。ずっと好きだけどアニメしか見てなかったのでこれを機に読んでみた。ちょうどいい。ちょうどいいです。最近の日常系とかの漫画が非日常になっていくなかで、設定された非日常の中の日常を淡々と生きる日常系、好きです。
・同人女アパート建ててみた(1)(賀来)
Twitter、もといXで試し読みしていたのと、前からpixivでこの人の作品を読んでいたので記念にお布施買い。面白いですよ、面白かったです。
・スキップとローファー(1-8)(高松美咲)
もうね、読め。青春を「らしい」青春として送ってこなかった人間こそ読むべき作品です。データなのにマイナスイオン出ます、この漫画。学校青春ものにありがちな「嫌な人」がいない優しくも適度に厳しさと柔らかな残酷さが介在する作品、おすすめです。アニメだけ見るのでも全然いい。マジでおすすめ。
・いつか死ぬなら絵を売ってから(1)(はらり)
Twit、Xで1話を読んでからおもしろ!!!で買った。おもろい。絵を描けるけどそれを活かせなかった男と、画商の邂逅によって生まれる絵で億を稼ぐためのロードマップを突き進んでいく話。とりあえず読んでもらった方が早い気がする。読め。多分3巻あたりでドラマ化する。
・元カノに幻想を抱くなバーカ(牛沢5ミリ)
やっぱりねぇ!!重くて可愛くて面倒くさい女がね!!!いいよな!!だろ!?
黙って読め。読んでくれ。刺さるから。
・少年院ウシジマくん(1)(山崎奈々)
ウシジマくんが少年院に入っていたときの話。この頃からウシジマ節があったのかもしれない。とりあえず3巻くらいまでは買いたい。
・高校生家族(11)(仲間りょう)
唐突に終わった高校生家族。好きだったので最終巻の書き下ろしだけ読むために買った。なんで終わってん高校生家族。ネタ切れっぽかったのは否めへんけども…
・バキ外伝ゆうえんち(3)
こっちはおもしれぇわ。柳龍光が再登場するの激アツすぎ。超楽しみ。
・ブルーロック(25)
サッカーよくわからんからイナズマイレブンとブルーロックでしかルールわかってないけどおもろい。好きです。そろそろ何か動きがあるのかな?って感じ。
・踏んだり、蹴ったり、愛したり(4)(壱屋すみ)
ちょっと失速した?ぼちぼち終わるんかな?当人らにとってのハピエン希望です。
・ドランク・インベーダー(3)
急にめっちゃおもろくなってきた。ギアが確実に上がりましたね。面白いです。おすすめ。酒カスの大学4回生が異世界をアルコールで外交問題に関わっていく話。異世界モノかよとか思ってたけど、異世界だからこそ成立する話もありつつしっかり酒について学べるある意味での教養本。おすすめ。
・バキ外伝烈海王は異世界転生でも一向にかまわんッ(1-8)
おもろい。おすすめ。
・春の呪い(1-2)(小西明日翔)
来世は他人がいいの小西先生の過去作、本屋さんで存在を知ってポチっちゃったやつ。好きやわこういうの、ほんま好き。拗らせクソ重感情を持っている人間はやっぱり美しいですね。好きです。
・無抵抗主義(乃原美隆)
春の呪いを読んだあなたにおすすめ!されてしっかり買っちゃった。面白かったです。今月ベスト漫画5冊には余裕で入りますね。読んで欲しい。
・メイドインアビス (12)(つくしあきひと)
つくしあきひと先生さぁ、青年誌をコミックLOと勘違いしてない????なんていうんでしょう、エロさを感じさせないのにエロさを煮詰めてくるのはもう才能じゃないですか?頭おかしいよつくし卿。よかったです。ついに話の本筋にがっつりと足を踏み入れる感覚を単行本を読みながらできるとは、僥倖僥倖。来年の新作まで楽しみにしてます。
以上、数え間違ってなければ78冊のリストでした。
正直、傲慢なことを書くんですけど自分のセンスは一般的な人よりもあると思ってるんです。買う本は大概話題になるし、好きと思った作品は直後かその数ヶ月数年後にはメディア化してる。トリリオンゲームとか前からめっちゃおすすめしてたのにドラマ化してから「おもしろい〜!」とか言ってる人を見ると(ふふっ)ってなっちゃう。
ひとまず夏の積み本は揃った感があるので、この夏はぼちぼち読み進めていければと思っています。
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