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初めて自分で行った東京

学生の頃に、思いつきで沖縄に行ったことがある。

思いつきの旅行というと、急に旅行会社に飛び込んで、数日後には現地になんていうのを想像するかもしれないけど、そんなんじゃない。

今日は、東京に行ったところまで書こう。

* * *

大学3年の時に、東京の企業を見学に回る研修があった。

高校までの修学旅行とちがうので、北海道からの旅程は基本的に全て自己責任。飛行機や宿など、自分で手配できない人は、一応団体でとりまとめてくれる。

基本的には現地集合、スーツ着用という以外ルールはない。

ちょうど良い機会だったので、友人と青春18きっぷを買い2日前から出発した。その時点でけっこう、個性的な行動だけどね。笑

北見という街に住んでいたので、青函トンネルを通って北海道を出るまでに600km弱の距離がある。

夜行の北斗星にのって、青函トンネルをくぐり、新潟へ向かった。ムーンライトえちごに乗り換え東京へ。

このパターンは、青春18きっぷのお得ルートとして当時、定番だったと思う。

乗り放題チケットである青春18きっぷの有効期限は、深夜0スタートの24時間となっている。期限が切れた深夜0時に乗車中だった場合、次に停車する駅までは乗れるというルールがあった。(現在はよくわからないので、実際にチケットを買う人は調べてね。)

その辺を上手く利用して、0時までの切符は別途購入して0時過ぎの駅から24時間フル活用するとか、期限切れギリギリで0時直前の長距離夜行に飛び乗れば、24時間+αとなり、1枚のチケットでけっこうコマ進めることができるという裏技があった。

東京の研修が終わったのはたしか、12月24日クリスマスイブだったと思う。サンタ服を着て、クリスマスケーキを売るバイトが夕方声をからしていた。こんなの都会でしか見たことがないと思い、よく覚えている。

クリスマスイブの夕食は東京駅付近で牛丼を食べた。

東京駅23時後半発の大垣夜行に乗った。
そうそう、「ムーライトながら」だな。つい、大垣夜行と言ってしまう。

横浜まではえらい混んでいたな。

クリスマスといえば、地元はとっくに雪の季節。
東京駅に雪は降っていなかったけど、イルカの「なごり雪」を思い出していた。

僕は別に東京が名残惜しくは無かったし、北に帰るわけではなく、さらに西へ向かったんだ。

大垣夜行が「ムーンライトながら」になったのは、今調べてみたら、平成8年だそうだ。僕が乗ったのは平成10年か。

どおりで、当時はまだみんな「大垣夜行」と言った方が通じたわけだ。

ところで、「大垣」ってどこ?って思ってたよ。

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